...五叉(ごさ)の肉刺携ふる若き人々側(そば)に立ち...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...270アートレ,デース長劔の巨大の鞘の傍に常に携ふ短劔をやがて手中に拔きかざし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其時ヂュウス戰爭のしるしを手中携ふる神女*エリスをアカイアの水陣さして進ましむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...盾携ふるトロイアの軍勢近く襲ひ來て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 645アートレ,デース携ふる盾のもなかを近よりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...黄金の箭を携ふる神アルテミス司どる歌舞の群のち...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...無用の弓を携ふる?ポセードーンに相向ひ戰ふべしと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...珍寶のかゝる多量を携ふる君見出さば何とせむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...携ふるところの蒸汽船の模型を見...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...扇子は婦人の形容に携ふるものたる事なほ男子の杖におけるが如し...
永井荷風 「洋服論」
...米国にて男子扇子を携ふること決してなし...
永井荷風 「洋服論」
...三回必(かならず)驟雨(しゅうう)来るが故に外出の折西洋人は傘を携ふ...
永井荷風 「洋服論」
...植民地の風をまなびて傘を携ふべきことけだしやむをえざるなり...
永井荷風 「洋服論」
...其の人一たびは我と手を携ふべかりつるに悪性の病生じたれば我に引き止めむ力もなく...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...手に提燈(ちょうちん)を携ふの煩(はん)とわかれしむ...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...毎も大きな酒袋を携ふ...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...手を携ふるものであれ...
山路愛山 「英雄論」
...天狗の携ふる所となれる者...
横瀬夜雨 「天狗塚」
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