...私達の生活に脈搏つてゐる...
薄田泣菫 「久米の仙人」
......
高村光太郎 「智恵子抄」
...私の体(からだ)中に瀰漫(びまん)して居る血管の脈搏(みゃくはく)は...
谷崎潤一郎 「恐怖」
...血圧一五〇―――七五、脈搏九〇で速く、整...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...そうして脈搏を数えなければならないそうである...
寺田寅彦 「鎖骨」
...軽いそして心持ち早い脈搏が彼の指先に感じらた...
豊島与志雄 「生あらば」
...午――熱九度一分、脈搏百五十四、呼吸五十六...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...今でも僕はお前の魂の羽搏を想像する...
原民喜 「夢と人生」
...その「死」は僕の柔かい胸のなかに飛込んで不安げに揺らぎ羽搏くのだった...
原民喜 「夢と人生」
...食欲は半減し、脈搏が上り、呼吸をするさへが苦しくなる...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...『本草』にも〈それ物を搏ち三躍して中(あた)らざればすなわちこれを捨つ〉と出づ...
南方熊楠 「十二支考」
...「入り乱れた羽搏き」32...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この男の脈搏を見よ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...搏ってかかる波の精根も...
吉川英治 「剣の四君子」
...払子(ほっす)で月を搏(う)つと...
吉川英治 「三国志」
...「新・平家物語」があたまの中でタイムを刻み脈搏をうってゆく...
吉川英治 「随筆 新平家」
...なんともいえないすさまじい気が――心体から発しるものとは思われない――今にも雲を破って搏(う)たんとする雷気のようなものが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これほどまでに胸を搏つ美しさにも逢ったことがなかった...
蘭郁二郎 「植物人間」
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