...吾等はもう一度その經驗を心の脈搏に感ずる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...脈ハ正常ニ搏(う)チツツアッタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...眼ガ血走ッテイル時ハ脈搏モ早ク...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...それにつれて脈搏(みゃくはく)がはじめはだんだん昂進(こうしん)して百二十ほどに上がるが...
寺田寅彦 「鎖骨」
...機を設けて胸の前にて繰り搏(う)つて飛行す...
中里介山 「大菩薩峠」
...四肢にはなほ快い土の脈搏が通つてゐる...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...至上の国へと運び去るゆるやかなその羽搏きよ……揺籃に...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...お品などは羽搏(はばたき)もさせることではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いらだたしく天井で羽搏いていた...
久生十蘭 「金狼」
...指で私の脈搏にさはつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...肉親の血を搏(う)ッてくる...
吉川英治 「大岡越前」
...「捕(と)ッたっ」耳もとを搏(う)って来る鬼六の声と...
吉川英治 「私本太平記」
...相搏(あいう)ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...鴉(からす)が翼を搏(う)って群立った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...龍攘虎搏(りゅうじょうこはく)の虚実をつねに蔵しています...
吉川英治 「随筆 新平家」
...羽ばたきを搏(う)った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...傍(はた)からは窺(うかが)い知れない血液と血液とが搏撃(はくげき)する...
吉川英治 「源頼朝」
...たえず二つの波が相搏(あいう)っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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