...爆発により建物が大きな損亡を受けた...
...自然災害で農作物に損亡が出た...
...この保険は、あらゆる損害または損亡に対して補償する...
......
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...たちまち五千円余の損亡(そんもう)を来たしつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...骨はさして折れない代わりに決定的な損亡へしか導かない途に留まろうというのが...
中島敦 「悟浄出世」
...何人にも分り易き我國の損亡は今の外債なり...
福澤諭吉 「亞細亞諸國との和戰は我榮辱に關するなきの説」
...無理と知りながら大なる損亡を受け大なる恥辱を蒙(こうむ)ることあり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...こは一人の損亡にあらず、一国の損亡なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その損亡(そんもう)は商社百人一様の引受けなるべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...最初より損亡(そんもう)を企つる者あるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...棚卸しにできたる損益平均の表を見れば案に相違して損亡なることあり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...勉めて損亡を引き受けざるように心がけざるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...天下一般の大損亡というべし...
福沢諭吉 「学校の説」
...事実に大なる損亡を蒙(こうむ)る者なきに非ず...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...即ち一國の損亡なり...
福澤諭吉 「肉食之説」
...つまり損亡(そんもう)とてはなくして苦楽相(あい)償(つぐの)い...
福沢諭吉 「日本男子論」
...国家の損亡(そんもう)なりとて...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...物的価値の損亡に帰した時の怨嗟...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...馴れない商売で損亡を招く者が多く...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...全國の河川田畑の損亡は耳目もこれを知りつくし得ないとまで嘆じてゐる...
吉川英治 「折々の記」
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