例文・使い方一覧でみる「損ずる」の意味


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...その御機嫌を損ずる気は毛頭(もうとう)なかったのである...   その御機嫌を損ずる気は毛頭なかったのであるの読み方
海野十三 「雷」

...却って真実を損ずることが多い...   却って真実を損ずることが多いの読み方
豊島与志雄 「現代小説展望」

...せいては事を仕損ずる...   せいては事を仕損ずるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...人間のこしらえた衣裳なんぞを引っかけたのでは天真の美を損ずる――わが女房の一糸もかけぬ肉体をごろうじろ...   人間のこしらえた衣裳なんぞを引っかけたのでは天真の美を損ずる――わが女房の一糸もかけぬ肉体をごろうじろの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...急(せ)いては事を仕損ずる...   急いては事を仕損ずるの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...……せいてはことを仕損ずる...   ……せいてはことを仕損ずるの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...我を益するにあらずして他人を損ずるにあり...   我を益するにあらずして他人を損ずるにありの読み方
福沢諭吉 「学問のすすめ」

...全体の生力を損ずることあるべし...   全体の生力を損ずることあるべしの読み方
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」

...これまたその功名の価(あたい)を損ずるところのものにして...   これまたその功名の価を損ずるところのものにしての読み方
福沢諭吉 「瘠我慢の説」

...延いては一般に法の威厳を損ずるに至るものである...   延いては一般に法の威厳を損ずるに至るものであるの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...佶屈(きっくつ)に過ぎて趣味を損ずる者多し...   佶屈に過ぎて趣味を損ずる者多しの読み方
正岡子規 「俳諧大要」

...些細(ささい)の色のために味を損ずるは愚の極といふべし...   些細の色のために味を損ずるは愚の極といふべしの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...仕損ずるにおいては...   仕損ずるにおいてはの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...事宜(じぎ)に随って他を損ずるも害と名づけず...   事宜に随って他を損ずるも害と名づけずの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...あろう事か妖巫といわゆるお姿夫婦(『傾城難波土産』四の二)の語らいから帝室の威厳を損ずる大騒ぎを起したは何たる事ぞ...   あろう事か妖巫といわゆるお姿夫婦の語らいから帝室の威厳を損ずる大騒ぎを起したは何たる事ぞの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...鼠が牧畜に必要な草や人間大事の穀物を損ずるは夥しいものあり...   鼠が牧畜に必要な草や人間大事の穀物を損ずるは夥しいものありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...世界を我物にしている己の興を損ずる...   世界を我物にしている己の興を損ずるの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...ほとんど仕損ずることはないと思う...   ほとんど仕損ずることはないと思うの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

「損ずる」の読みかた

「損ずる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「損ずる」

「損ずる」の英語の意味


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