...揺籠に乗って眠りにつく赤ちゃんが可愛らしい...
...彼女は揺籠から墓場までという言葉を信じている...
...揺籠から世界を見てきた彼女は物怖じしない...
...彼の人生は揺籠から墓場まで革命にかけられた...
...彼が揺籠に乗って眠ると、部屋には穏やかな空気が流れる...
...揺籠(ゆりかご)のようにぐらぐらと遣ると...
泉鏡花 「婦系図」
...セシルは子供の揺籠(ゆりかご)のそばにすわっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それから母と娘とは角の部屋から寝台(ねだい)と揺籠(ゆりかご)とを運び出して跡を片付けた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...揺籠(ゆりかご)よりは柔かく...
直木三十五 「死までを語る」
...この揺籠をゆりつつ...
直木三十五 「死までを語る」
...おさな児の揺籠(ゆりかご)ではなくて...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供は眠る羽毛(はね)しつらへし揺籠(ゆりかご)に音の出るそのお舐子(しやぶり)は置き去られ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...お爺(ぢい)さんやお婆(ばあ)さんが揺籠(ゆりかご)を揺すりながら...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...なんて静かに水が揺れてること! まるで子供の揺籠(ゆりかご)みたいだわ!」さう言ひながらハンナは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その間にパトリツクは揺籠よりも快い竜の腹の中で充分の眠りを執り...
牧野信一 「南風譜」
...腕を揺籠のやうに振り動かせながら坂を登つて行つた...
牧野信一 「二日間のこと」
...花で飾った揺籠(クレードル)...
夢野久作 「白菊」
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