...宏と実の双生児(ふたご)を引立てて意気揚々と出かけて来た...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...やがて一行は引揚げて行った...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...来遠(らいえん)靖遠(せいえん)超勇(ちょうゆう)揚威(ようい)は右翼を固む...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その怒鳴り声を揚げたのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まだ肩揚(かたあげ)をして三味線を持たず...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...道庵も鷹揚(おうよう)にうなずいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなかもって抑揚頓挫(よくようとんざ)波瀾曲折(はらんきょくせつ)の妙を極めるだけの材料などは薬にしたくも持合せておりません...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...それも十一時前には引揚げてしまいました...
野村胡堂 「踊る美人像」
...彫物師の雲龍斎又六は中二階の揚幕(あげまく)の蔭...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兩國橋の下から揚(あが)りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この市井(しせい)の一些事(さじ)らしい「揚羽のお艶」の噂が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...揚棄した秘密を解くためには不可欠の鍵である...
服部之総 「尊攘戦略史」
...千住三丁目の揚屋(あげや)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...湯から揚げて今の白ソースの中へ入れて長いマカロニ六本振りならチースを大匙二杯ばかり山葵卸(わさびおろ)しで卸しながら加えておよそ三...
村井弦斎 「食道楽」
...いや義経公はあまり風采の揚がらぬ反歯(そっぱ)の小男であったことの...
柳田国男 「雪国の春」
...まずこれが本当の旗揚げ...
山本笑月 「明治世相百話」
...海津城の方へ引揚げてしまった...
吉川英治 「上杉謙信」
...――三日を期して、総がかりに攻めつぶすのだ」義経は、そう揚言した...
吉川英治 「源頼朝」
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