...火の消えた提灯を持つて息卷きながら追つかけて來た...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...僕はその提灯を持つて歩き出したが五六時間も行つたところで...
田中貢太郎 「提燈」
...手燭(てしよく)や提灯を持つて飛出す者もある騷ぎです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...灯だ」提灯を持つて行く人を呼びかけます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...來るが宜い」八五郎はもう提灯を持つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分は灯(あかり)の入つた提灯を持つて戻つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...提灯を持つた八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...提灯を持つて來てくれ」平次はこの藤次郎と名乘る男に案内させて半分崩(くづ)れ殘る足場に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう一度提灯を持つて來てくれよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...提灯を持つて來た時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...提灯を持つて來い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...提灯を持つて來られちや叶(かな)はないから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...咄嗟に誰か提灯を持つて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...明治中世までは往来が真暗だつたから提灯を持つて来るお客が殆んどだつたので...
正岡容 「寄席風流」
...提灯を持つて先に駈け出した...
正岡子規 「病牀六尺」
...うつかり提灯を持つてしまつたのである...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...物々しく手に/\提灯を持つて其処に突つ立つてゐる...
若山牧水 「木枯紀行」
...と言ひながら背の高い老婆が提灯を持つて先に立つた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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