...掴みどころのない顔付になっていた...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...元来掴みどころのない川村さんのことではあるが...
豊島与志雄 「椎の木」
...一寸掴みどころのないものが...
豊島与志雄 「裸木」
...曖昧な微笑と掴みどころのない言葉とで...
豊島与志雄 「波多野邸」
...屁玉より掴みどころのない――」人々は...
直木三十五 「南国太平記」
...掴みどころのない恐怖には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...凡そ掴みどころのないものでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ぶよぶよふわふわと掴みどころのない構えもある...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...掴みどころのないような男で...
久生十蘭 「虹の橋」
...この手で掴もうと思うても掴みどころのない霧ですね...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...漠然と横目を流した掴みどころのない表情で...
本庄陸男 「石狩川」
...……こんな掴みどころのない...
夢野久作 「暗黒公使」
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