...宜しく之を座右(ざいう)に掲(かゝ)げて...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...以前にマイヤーの論文の掲載を許さなかったのと同じように...
石原純 「ヘルムホルツ」
...仏の乱暴の跡といみじくも正邪のよい対照をなして居るではないか」……以上は東亜新報掲載記事である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...コノヨウナ題目ヲ掲ゲルト国語学者トマチガエラレルオソレガアルカラ一応断ツテオクガ...
伊丹万作 「カタカナニツイテ」
...それを高く掲げて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...波羅僧掲諦(ハラソウギャテイ)...
高神覚昇 「般若心経講義」
...音曲指南(おんぎょくしなん)の看板にも鵙屋春琴の名の傍へ小さく温井(ぬくい)琴台の名を掲げていたが佐助の忠義と温順とはつとに近隣(きんりん)の同情を集め春琴時代よりかえって門下が賑(にぎ)わっていた滑稽(こっけい)な事は佐助が弟子に教えている間春琴は独り奥の間にいて鶯(うぐいす)の啼く音などに聞き惚(ほ)れていたが...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...俳句を掲げざるなく...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...新らしき興味中心文芸を掲載すると同時に...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...前掲の拙劣なる短詩をコントラ・バスの伴奏にのせ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...かねて秘かに印刷させておいた前掲のチラシと同文句の大ビラを一斉に各所に貼布させた...
久生十蘭 「魔都」
...相当の謝礼をすると掲載していただければよろしいんです...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...明治三十二年九月時事新報記者 識福沢先生の女学論発表の次第時事新報の紙上に順次掲載しつゝある福沢先生の女大学評論は...
福沢諭吉 「新女大学」
...そうして見ると右に掲げたすべての資料がことごとく虚偽とは考えられないように思われる...
武者金吉 「地震なまず」
...明治三十六年五月於小田原 弦斎識春の巻○大隈伯爵家(おおくまはくしゃくけ)の台所(口画(くちえ)参看)巻頭の口画に掲げたるは現今上流社会台所の模範と称せらるる牛込(うしごめ)早稲田大隈伯爵家の台所にして山本松谷(やまもとしょうこく)氏が健腕を以て詳密に実写せし真景なり...
村井弦斎 「食道楽」
...自分の小室にこれを掲げ眺めて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...夜は七盞(さん)の燈火(ともしび)を明々(あかあか)と掲げよ...
吉川英治 「三国志」
...――掲陽鎮(けいようちん)の埠頭(ふとう)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
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