...それはしばらく措くとして...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...実に感嘆措く能わざるものがある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...十分に信を措くに足るもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...いまは疑問の儘に一應措くより外ないが「江戸の活字」が歐文から始まつたといふ事實は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...わが國内事情は一應措くとして...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その要旨は最も広汎に各科の専門家(特に自然科学者に重きを措く)を糾合して一つの研究会を組織し...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...しかしそのことに関しては暫く措く...
外村繁 「落日の光景」
...其意見の當否は暫らく措くも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...第一の通俗な問題も措くとしよう...
豊島与志雄 「形態について」
...身を措くに苦しんだ...
長岡半太郎 「アインシュタイン博士のこと」
...巻を措くあたわざるの思いをさせる...
久生十蘭 「地底獣国」
...まるで超自然的な奇怪事はしばらく措くとして――コワリョーフともあろう人間に...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...なかなか敬服措くあたわざるところがある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今はこれだけで筆を措く...
横光利一 「悲しみの代價」
...それは措くとしても...
吉川英治 「私本太平記」
...なるべく休息を摂(と)って措くことの方が賢明であると諭(さと)して...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...心を措くという奴だな』『金儲けとなれば仕方がない』『明日(あした)は立とうぞ...
吉川英治 「夏虫行燈」
...(*36) 周囲の円形公園や前述の問題を措くと...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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