「措く」の意味
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小説での「措く」の使い方
...感嘆崇敬措く能はざる所の者は...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...その広告宣伝の狂態は姑く措くも...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...旧自由党員は奇貨措く可しとしてこれを共和演説と誣い...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...其子正盛の次第に立身するを見て歡喜措く能はず...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...十分に信を措くに足るもの...
高木敏雄 「比較神話学」
...いまは疑問の儘に一應措くより外ないが「江戸の活字」が歐文から始まつたといふ事實は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...同じ疑いを招かずには措くまい...
戸坂潤 「社会時評」
...其意見の当否は暫らく措くも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の敵党に対する戦法の卑劣にして且つ陰険なるは暫らく之れを措くも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...第一の通俗な問題も措くとしよう...
豊島与志雄 「形態について」
...感歎措く能はず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その本は私が常に愛誦措くところの出来ないところの仏蘭西(フランス)の一人の詩人の詩集なのであります...
牧野信一 「青白き公園」
...ひたすらその列車の行手である真鶴や米神などといふ村の入江と岬が幾つも幾つも櫛型に入り組んださまを愛好措くあたはざるといふ風な調子で述べたてゝゐた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...まあそれは措くとしても……つまり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...婚約の破棄はまず措くとして...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...今はこれだけで筆を措く...
横光利一 「悲しみの代價」
...寸間の時を措くことすらゆるさぬ気持に迫ってもいる...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは措くとしても...
吉川英治 「私本太平記」
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