例文・使い方一覧でみる「掩う」の意味


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...あいにくの霧は南の空を掩うて...   あいにくの霧は南の空を掩うての読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...そうした死体が二町四方もあろうと思われる所を掩うて見えた...   そうした死体が二町四方もあろうと思われる所を掩うて見えたの読み方
田中貢太郎 「死体の匂い」

...雪の黄昏を眺めた私の心のやるせない淋しさ――それは世界を掩うて近寄り来る死の蔭の冷(ひい)やりとした歩(あゆ)みをわれ知らず感じたのでした...   雪の黄昏を眺めた私の心のやるせない淋しさ――それは世界を掩うて近寄り来る死の蔭の冷やりとした歩みをわれ知らず感じたのでしたの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...決して掩うべからざるなり...   決して掩うべからざるなりの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その盛名天下を掩う...   その盛名天下を掩うの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...」老婆は骨ばった手で目を掩うた...   」老婆は骨ばった手で目を掩うたの読み方
戸田豊子 「鋳物工場」

...夜九時隣室のラヂオに驚かされ耳を掩うて門外に出づ...   夜九時隣室のラヂオに驚かされ耳を掩うて門外に出づの読み方
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」

...隣室のラヂオに耳を掩うて戰敗の第二年目を送ると爾云...   隣室のラヂオに耳を掩うて戰敗の第二年目を送ると爾云の読み方
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」

...百姓の後姿を村の中へ押し込んでやがて夜の手は田甫から畑からさうして天地の間を掩うた...   百姓の後姿を村の中へ押し込んでやがて夜の手は田甫から畑からさうして天地の間を掩うたの読み方
長塚節 「芋掘り」

...彼の怒は彼の全心を掩うた...   彼の怒は彼の全心を掩うたの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...然し單衣の裾はぐるつとかゝげて帶を掩うて紐で括つてあつたから白いゆもじが目に立つのみで其帶の結び目はそれはかゝげた裾に隱されて見えなかつた...   然し單衣の裾はぐるつとかゝげて帶を掩うて紐で括つてあつたから白いゆもじが目に立つのみで其帶の結び目はそれはかゝげた裾に隱されて見えなかつたの読み方
長塚節 「旅の日記」

...女は私に近よつた時急に両手の袖を重ねて胸を掩うた...   女は私に近よつた時急に両手の袖を重ねて胸を掩うたの読み方
長塚節 「隣室の客」

...それらの作品の上にはいづれにも「點鬼薄」の持つてゐた暗鬱さが掩うてゐるが...   それらの作品の上にはいづれにも「點鬼薄」の持つてゐた暗鬱さが掩うてゐるがの読み方
堀辰雄 「芥川龍之介論」

...薄い捲毛になって両耳を掩うている...   薄い捲毛になって両耳を掩うているの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」

...その尻と背とを掩うことを知らず...   その尻と背とを掩うことを知らずの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...顏を掩うて笑ひ出した...   顏を掩うて笑ひ出したの読み方
若山牧水 「比叡山」

...見る限り一面の淺瀬が岩を掩うて流れてゐるのはすが/\しい眺めであつた...   見る限り一面の淺瀬が岩を掩うて流れてゐるのはすが/\しい眺めであつたの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

...見る限り一面の浅瀬が岩を掩うて流れているのはすがすがしい眺めであった...   見る限り一面の浅瀬が岩を掩うて流れているのはすがすがしい眺めであったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「掩う」の読みかた

「掩う」の書き方・書き順

いろんなフォントで「掩う」

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「掩う」の英語の意味


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