...魚軒(さしみ)は推重(すゐちよう)する...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...推重(おっかさ)なると...
泉鏡花 「婦系図」
...同業間(どうぎょうかん)にも推重(すいちょう)されておった...
伊藤左千夫 「箸」
...けれども亦俳諧師として推重されるのも嬉しい...
高濱虚子 「俳諧師」
...また周囲からも多少は推重せられていたようである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...常に恒善を推重し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...個人が内から思い思いに実際生活の要求に迫られて随時随処に建てる自然の倫理を推重(すいちょう)する私は...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
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