...彼は功績を評価され推賞された...
...推賞する者にはその人の個性が表れると言われる...
...彼女の才能を見出し、推賞することにした...
...この論文の内容が優秀であるため、推賞されることになった...
...推賞されたことが、彼のモチベーションを大いに高めた...
...彼は「文藝春秋」にさかんにわたしを推賞してくれた...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...氏は私の『風流懺法(ふうりゅうせんぽう)』を推賞して...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...ショーペンハウアーとニーチェは文学者として推賞するのだそうである...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...それ自身推賞すべき道徳で...
戸坂潤 「社会時評」
...特に推賞して人を誘つて見に行くべき種類のものではない...
永井荷風 「畦道」
...特に推賞して人を誘(さそ)つて見に行くべき種類のものではない...
永井荷風 「畦道」
...今誰をといつて格別推賞したくはない...
中原中也 「詩壇への願ひ」
...と推賞した一行中の尾崎士郎さんは...
中村地平 「宮崎の町」
...手堅い演奏で推賞されている...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「鳥刺(とりさし)のハインリッヒ」と「オイゲン王子」をヒュッシュ(バリトン)の歌ったのが推賞される(ビクターJE七一)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それよりも「若菜」上下を推賞せられて居りました...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...ふくれツ面をするねえ――推賞の言葉だよ...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...それらの文字は悉く推賞感嘆の声に充たされてゐた...
牧野信一 「彼に就いての挿話」
...これは徒らなる推賞文でもなく...
牧野信一 「坂口安吾君の『黒谷村』を読む」
...党員等からも推賞されるに相違なかつたのであるが...
牧野信一 「貧しき日録」
...私の推賞して止まないところの圓朝のよさがある...
正岡容 「我が圓朝研究」
...芸術的にできた推賞にまじって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...何事かしきりに推賞してゐる聲をふと聞いたので...
横光利一 「榛名」
便利!手書き漢字入力検索