...彼は功績を評価され推賞された...
...推賞する者にはその人の個性が表れると言われる...
...彼女の才能を見出し、推賞することにした...
...この論文の内容が優秀であるため、推賞されることになった...
...推賞されたことが、彼のモチベーションを大いに高めた...
...二自分が前に推賞した橋梁と天主閣とは二つながら過去の産物である...
芥川龍之介 「松江印象記」
...外に向つて岩野泡鳴氏を推したてると同時に岩野清子氏を推賞しました...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...子規居士などもその天才を推賞していた...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...とにかく面白かったので大に推賞した...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...いずれも批評家が筆を揃えて推賞した...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...氏は私の『風流懺法(ふうりゅうせんぽう)』を推賞して...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...最近日本では創作的な評論と云ったようなものも推賞されている...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...旅館は古く田山花袋が旅日記にも推賞している家で...
中村地平 「宮崎の町」
...長男が推賞した銭形平次の短篇の幾つかは二十年の後まで映画やラジオや浪花節や...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...先輩の推賞を得た拙著『旧聞日本橋』の稿を...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...どれもみないつかおけいに話してきかせた光太郎の推賞する科目だった...
久生十蘭 「黄泉から」
...ふくれツ面をするねえ――推賞の言葉だよ...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...酒通の友人美浦君の言に依ると此家の生烏賊の何だつたかは推賞に価する逸品の由であるが...
牧野信一 「日本橋」
...私の推賞して止まないところの圓朝のよさがある...
正岡容 「我が圓朝研究」
...芸術的にできた推賞にまじって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...だからわたしも推賞推薦の手紙を頼まれたことがないではないが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何事かしきりに推賞してゐる聲をふと聞いたので...
横光利一 「榛名」
...重臣たちの間へ推賞したり又...
吉川英治 「山浦清麿」
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