...彼は功績を評価され推賞された...
...推賞する者にはその人の個性が表れると言われる...
...彼女の才能を見出し、推賞することにした...
...この論文の内容が優秀であるため、推賞されることになった...
...推賞されたことが、彼のモチベーションを大いに高めた...
...ショーペンハウアーとニーチェは文学者として推賞するのだそうである...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...実験心理的な脈搏の検査を推賞しているなども...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...夫が普遍的・全般的な体系の一環をなすとかいうことにばかりあるのではない(ヴェラはそう云ってヘーゲルを推賞する)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...最近日本では創作的な評論と云ったようなものも推賞されている...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...特に推賞して人を誘つて見に行くべき種類のものではない...
永井荷風 「畦道」
...これに反して泰西の鑑賞家は北斎によりて始めて日本画家中最も己(おのれ)に近きものあるを発見し驚愕歓喜のあまり推賞して世界第一の名家となせしに外(ほか)ならざるなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...駒井が推賞すると...
中里介山 「大菩薩峠」
...推賞か示唆かを試むるものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...英国古来の料理はまさに推賞にあたいする料理である...
中谷宇吉郎 「塩の風趣」
...もう何処へ行って推賞しても大丈夫である...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...それからダル・モンテの「ポロネーズ」なども推賞されよう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...佐野推賞のすしや...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これは徒らなる推賞文でもなく...
牧野信一 「坂口安吾君の『黒谷村』を読む」
...あまり口を極めて推賞しすぎたゝめに...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...わたしはこの四五年来折に触れて推賞の辞を惜まなかつた...
牧野信一 「浪曼的時評」
...芸術的にできた推賞にまじって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...だからわたしも推賞推薦の手紙を頼まれたことがないではないが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何事かしきりに推賞してゐる聲をふと聞いたので...
横光利一 「榛名」
便利!手書き漢字入力検索