...彼は功績を評価され推賞された...
...推賞する者にはその人の個性が表れると言われる...
...彼女の才能を見出し、推賞することにした...
...この論文の内容が優秀であるため、推賞されることになった...
...推賞されたことが、彼のモチベーションを大いに高めた...
...永井君がモウパツサンを推賞するやうになつたのは...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...特に推賞に価する句は少数に過ぎない...
高浜虚子 「俳句への道」
...推賞する方の投票だと「運動」が横行して結果は無意味に終るにきまっているが...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...最近日本では創作的な評論と云ったようなものも推賞されている...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...然るが故に己の不用意より災を招くものを推賞せず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...また伊原君という人はなかなか利口な常識的な人だから高田のような天才肌の芸風よりは伊井のような人気のあるものを推賞していたようだった...
中里介山 「生前身後の事」
...旅館は古く田山花袋が旅日記にも推賞している家で...
中村地平 「宮崎の町」
...と推賞した一行中の尾崎士郎さんは...
中村地平 「宮崎の町」
...「鳥刺(とりさし)のハインリッヒ」と「オイゲン王子」をヒュッシュ(バリトン)の歌ったのが推賞される(ビクターJE七一)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...どれもみないつかおけいに話してきかせた光太郎の推賞する科目だった...
久生十蘭 「黄泉から」
...佐野推賞のすしや...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それよりも「若菜」上下を推賞せられて居りました...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...芸術的にできた推賞にまじって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...谷崎氏は「お国と五平」の梅玉を推賞してゐられた...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...新聞に大々的に推賞されたのは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...仏蘭西(フランス)人は直観的に能の表現の尖鋭さを推賞し...
夢野久作 「能とは何か」
...仁術中の仁術と推賞しても差し支えないであろうと考えられます...
夢野久作 「鼻の表現」
...何事かしきりに推賞してゐる聲をふと聞いたので...
横光利一 「榛名」
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