...この種の作物は接穂を使うことで収穫量を増やせます...
...明日、農場で接穂の作業を手伝うことになっています...
...この農家は接穂を得意としており、大変な量を生産しています...
...接穂技術の研究に取り組んでいる農学部の学生がいます...
...今日は接穂についての講義があるので、聞きに行こうと思っています...
...それを言い出すには余り接穂(つぎほ)がなくてとうとう一生言い出さずにしまうというような...
石川啄木 「一利己主義者と友人との対話」
...二人は又接穂(つぎほ)なさに困つた...
石川啄木 「鳥影」
...接穂(つぎほ)なくこれも黙つた...
石川啄木 「鳥影」
...この上最早言葉の接穂(つぎほ)がなかった...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...暫くは接穂がなささうに黙つてもじもじしてゐましたが...
薄田泣菫 「質屋の通帳」
...なんという悲しい顔をしているひとだろう、切株、接穂、淘汰(まびき)、手入れ、その株を切って、また接穂、淘汰(まびき)、手入れ、しかも、それは、サロンへの奉仕でしか無い...
太宰治 「豊島與志雄著『高尾ざんげ』解説」
...幸子も接穂(つぎほ)がなく...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼には楽しい想像の接穂(つぎほ)としても親まれたが間もなくするうちに...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...話の接穂がないだけに...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...辰代は語の接穂がないので尋ねてみた...
豊島与志雄 「変な男」
...話の接穂(つぎほ)がなくなって...
夏目漱石 「道草」
...接穂(つぎほ)のないのに困った...
夏目漱石 「明暗」
...「ウム……ウム……」接穂(つぎほ)なく肯いているばかりの圓太郎だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...「…………」接穂(つぎほ)なく腕組みして黙ってしまっていた杉大門は...
正岡容 「小説 圓朝」
...接穂(つぎほ)がなくなってしまった...
正岡容 「寄席」
...そのあととっさに接穂がなくなってしまった...
正岡容 「寄席」
...プイッとそのまま接穂なく高座を下りていってしまった...
正岡容 「寄席行燈」
...接穂と台木少し長たらしかったが...
柳田国男 「母の手毬歌」
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