...私たちは今日、自然探勝に行く予定です...
...自然探勝中には、山や海、森林に囲まれた美しい風景を楽しめます...
...自然探勝は、運動不足の解消にも効果的です...
...子どもたちは自然探勝を通じて、自然や生物について学ぶことができます...
...自然探勝には、体力や服装などの準備が必要です...
...菅(すげ)の火は蘆(あし)の火よりもなほ弱し昭和六年一月十八日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百句」
...浦安(うらやす)の子は裸なり蘆の花昭和六年十一月一日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百句」
...折り/\て尚(なお)花多き宮椿三月七日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...秋天に赤き筋ある如くなり秋空や玉の如くに揺曳(ようえい)す十一月十日 銀座探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...粛々と群聚はすゝむ初詣(はつもうで)清浄(しょうじょう)の空や一羽の寒鴉(かんがらす)一月二日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...春闌(はるたけなわ)暑しといふは勿体なし五月一日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...夏暖簾(なつのれん)垂れて静(しずか)に紋所(もんどころ)五月十三日 銀座探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...秋風や心の中の幾山河九月二十九日 「玉藻十句集(第二十回)」一面に月の江口(えぐち)の舞台かな目(ま)のあたり月の遊女の船遊び十月二日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...つやゝかな竹の床几(しょうぎ)を菊に置く十一月六日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...枯萩の立ちよれば粗に遠のけば掃きしあと落葉を急ぐ大樹かな十二月四日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...雲乱れ霰(あられ)忽(たちま)ち降り来り一月八日 武蔵野探勝会百回記念...
高浜虚子 「五百五十句」
...昔こゝ六浦(むつら)とよばれ汐干狩(しおひがり)五月七日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...鯉の水涼しく動きどうしかな六月九日 日本探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...帯結ぶ肱(ひじ)にさはりて秋簾(あきすだれ)九月二十四日 銀座探勝会...
高浜虚子 「六百句」
...妹(いも)が居(い)といふべかりける桐火鉢(きりひばち)一月二十日 銀座探勝会...
高浜虚子 「六百句」
...いつまでも用ある秋の渋団扇(しぶうちわ)九月二十日 銀座探勝会...
高浜虚子 「六百句」
...十一月廿八日晴、近郊探勝、行程三里、香春町(二五・中)昨日もうらゝかな日和であつたが、今日はもつとほがらかなお天気である、歩いてゐて、しみ/″\歩くことの幸福を感じさせられた、明夜は句会、それまで近郊を歩くつもりで、八時緑平居を出る、どうも近来、停滞し勝ちで、あんまり安易に狎れたやうである、一日歩かなければ一日の堕落だ、などゝ考へながら河に沿うて伊田の方へのぼる、とても行乞なんか出来るものぢやない(緑平さんが、ちやんとドヤ銭とキス代とを下さつた、下さつたといへば星城子さんからも草鞋銭をいたゞいた)、このあたりの眺望は好きだ、山も水も草もよい、平凡で、そして何ともいへないものを蔵してゐる、朝霧にほんのりと浮びあがる香春、一ノ岳二ノ岳三ノ岳の姿にもひきつけられた、ボタ山が鋭角を空へつきだしてゐる形もおもしろい(この記事も亦、別に書かう、秋ところ/″\の一節として書くに足るものだ)、ぶらりぶらり歩く、一歩は一歩のうらゝかさやすらかさである、句を拾つて来なさいといつて下さつた緑平さんの友情を思ひながら、――いつのまにか伊田まで来たが、展覧会があつた後で、何だかごた/\ゐ(マヽ)る、おちついて寝られるやうな宿がありさうにもないので、橋を渡つて香春へ向いてゆく、この道も悪くない、平凡のうれしさを十分に味ふ、香春岳はやつぱりいゝ、しかし私には少し奇峭に過ぎないでもない、それに対してなだらかな山なみが、より親しまれる、そのところ/″\の雑木紅葉がうつくしい(香春岳は遠くからか、或は近くから眺めるべき山だ、緑平居あたりからの遠山がよい、また、こゝまできて見あげてもよい)、十一時にはもう香春の町へ着いた、寂れた街である、久振に蕎麦を食べる、宿をとるにはまだ早すぎるので、街を出はづれて、高座寺へ詣る、石寺とよばれてゐるだけに、附近には岩石が多い、梅も多い、清閑を楽しむには持つてこいの場所だ、散り残つてゐる楓の一樹二樹の風情も捨てがたいものだつた(この辺は今春、暮れてから緑平さんにひつぱりまはされたところだ、また、因に書いておく、香春岳全山は禁猟地で、猿が数百匹野生して残存してゐる、見物に登らうかとも思つたが、あまり気乗りがしないので、やめた、二三十匹乃至二三百匹の野生猿が群がり遊んでゐる話を宿の主人から聞かされた)...
種田山頭火 「行乞記」
...私は橋頭駅で下りて一日を此処の探勝に費す時間の無いのを惜んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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