...黒ぐろと澱(よど)んだ掘割りの水へ枝を垂らしているばかりだった...
芥川龍之介 「彼 第二」
...のみならず又両者の間に散文と韻文と云ふ掘割りの横はつてゐる所以でもない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...その又向う河岸は掘割りになり...
芥川龍之介 「本所両国」
...のみならず古い橋のかかつた掘割りさへ大川(おほかは)に通じてゐた...
芥川龍之介 「本所両国」
...水のどす黒い掘割り伝ひに亀井戸(かめゐど)の天神様(てんじんさま)へ行つて見ることにした...
芥川龍之介 「本所両国」
...掘割りを隔てた妙見様(めうけんさま)も今ではもうすつかり裸になつてゐる...
芥川龍之介 「本所両国」
...それから掘割りに沿うた往来(わうらい)も...
芥川龍之介 「本所両国」
...ほかのアヒルたちにしてみれば、わざわざ、このおかあさんのところへ上っていって、スカンポの下におとなしくすわって、おしゃべりなんかするよりも、掘割りの中を、かってに泳ぎまわっているほうが、おもしろかったのです...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...掘割りにやってきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...薬を飲んで掘割りに飛び込んだのです...
太宰治 「女類」
...掘割りにそって曲りくねった...
谷譲次 「踊る地平線」
...濁り淀んだ掘割りの水が...
豊島与志雄 「オランウータン」
...ひとりの労働者は掘割りの近くで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そんなことをするよりは印旛沼(いんばぬま)の掘割りでもした方がよっぽど割がいいぜ」こんなことを言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一ぺんベニスの掘割りをながめだした...
夏目漱石 「三四郎」
...古い掘割りは浚(さら)えられ...
本庄陸男 「石狩川」
...暗い掘割りの底の遠く遠くに小さなイルミネーションのような中野駅が見える...
夢野久作 「暗黒公使」
...暗い掘割りの一町ばかり向うに...
夢野久作 「暗黒公使」
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