...机の上の書類を整理するために、排置していく必要がある...
...教室の模様替えで、机と椅子を排置することになった...
...彼女は自分の部屋を掃除するとき、不要な物を排置するのが得意だ...
...大掃除のときに、不用品を整理して、不必要なものは排置することにした...
...バイキング形式のパーティーでは、お皿やカトラリーを探しやすいように、食べ物を排置している...
...その排置いと巧なれば...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...前栽(せんざい)の小笹(おざさ)の中へ板碑や塔婆を無造作に排置したのもまた椿岳独特の工風(くふう)であった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...かしこの山ここの川から選(よ)り集めた名園の一石一木の排置をだれが自由に一寸でも動かしうるかを考えてみればよい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ここから見た山々の形態とその排置とには異常に多様複雑な変化があって...
寺田寅彦 「小浅間」
...分子一つ一つの排置運動を認めその運動や結合の方則を知りて計算するを得ば...
寺田寅彦 「自然現象の予報」
...新緑のあざやかな中に赤瓦(あかがわら)白壁(しらかべ)の別荘らしい建物が排置よく入り交じっている...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ボルツマンがこのような混乱系の内部の排置の公算(プロバビリティ)をエントロピーと結びつけたのは非常な卓見で物理学史上の大偉業であった...
寺田寅彦 「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」
...各メンバーの排置のみならずそのポーズや服装によって各自の個性を表現しようという苦心の痕が覗われる...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...午後病を冒して築地の家に徃き、家具を排置す、日暮れて後桜木にて晩飯を食し、妓八重福を伴ひ旅亭に帰る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...築地の家に至り几案書筐を排置して...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...新居書斎の塵を掃ひ書篋几案を排置す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...其進路(そのコース)に沿(そ)うて其方(そつち)此方(こつち)に排置(はいち)されました...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...その中に種々の物を排置す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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