...資格なき者は之(これ)を排斥する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...利己的にこれを排斥する...
大隈重信 「始業式訓示」
...われらは決して分類の研究を排斥するのではない...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...かりに是等の疑ひを排斥する十分の根拠ありとするも...
綱島梁川 「国民性と文学」
...お今を排斥することは...
徳田秋声 「爛」
...固定静止したものと見ることを徹底的に排斥する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ついにはおまえの姿やおまえの真理を排斥するに至る...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...吾々が極力排斥する者は僞善的生活である...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...其の意專ら獵官收賄の行動を排斥するに存し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...しかも他方には相牽制し相排斥するのである...
波多野精一 「時と永遠」
...かく横着(おうちゃく)にも敢て募集せずなどといふは投書を排斥するの意には非ず...
正岡子規 「病牀六尺」
...変な句法などは排斥するなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...しかしそれを排斥するあまりに...
松濤明 「ピークハンティングに帰れ」
...ゴドウィン氏の排斥するこの個人的利害への乱暴な帰属ということがなければ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...私はそれらを排斥する...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...おれは古臭い前極(まへぎめ)の心から汚れた女を排斥するのではない...
森鴎外 「魔睡」
...わざとその心持ちを排斥する癖が付いている...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...不理解のゆえに排斥するのは...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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