...数字の並べ方を「排列」という...
...彼女はアルファベットをランダムに並べて、それを「排列」して遊んでいた...
...数字の「排列」をすると、異なる組み合わせが出来る...
...このルールに基づいて、色をつける「排列」をする...
...彼はカードを手品のように「排列」して見せた...
...それ等は竹と葦の簾とで趣深くつくった日除の下に排列してあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この一篇はいろんな偉い人と共に正史の中に排列すべきものではない...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...正当なる材料の排列...
高木敏雄 「比較神話学」
...空間的にある週期性をもって排列された肉眼に可視的な物質的形象を引っくるめた意味での periodic pattern の義である...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...そこで某殺人事件の種取りを命ぜられた記者は現場に駆けつけて取りあえずその材料を大急ぎでかき集めた上で大急ぎでそれを頭の中のカタログ箱の前に排列してそうしてさし当たっていちばんよいはまりそうな類型のどれかにその材料をはめ込んでしまう...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...『古事記』に現われた色々の歌謡の音数排列を調べてみるとかなり複雑なものがあって到底容易には簡単な方則を見つけるわけに行かない...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...この、画題と俳句との相違はどこから生まれるかというと、それは対象の象徴的心像の選択と、その排列と、句をはたらかせる言葉のさばきとであり、なかんずく重要なのは「てにをは」の使用である...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...見方によってはある有限数の型式的要素の空間的排列の方式に関するものであると見る事ができるからである...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...古い絵巻物のあるものを見ていたらその絵の内容とその排列に今のレビューと実によく似たものがあることに気が付いた...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...少なくも丸善の経営者が書棚(しょだな)の排列を変える時の参考には確かになるだろう...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...客観的に翻訳すると色々な物象として排列されます...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...三四郎はできるだけの言葉を層々(そうそう)と排列して感謝の意を熱烈にいたした...
夏目漱石 「三四郎」
...その下になって居る処とはその孔の排列が違うから...
牧野富太郎 「植物記」
...この孔の排列が背部と腹部とで違って居ることは恰(あたか)も地下茎のそれに比して同様であります...
牧野富太郎 「植物記」
...それを排列したからと云つて...
森林太郎 「翻譯に就いて」
...案外各エッセーの排列には著者の細かい考慮が払われているように思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼れは物質と機関との排列として自然を見る能はず...
山路愛山 「詩人論」
...器具類の物々しい排列と相対照して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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