...数字の並べ方を「排列」という...
...彼女はアルファベットをランダムに並べて、それを「排列」して遊んでいた...
...数字の「排列」をすると、異なる組み合わせが出来る...
...このルールに基づいて、色をつける「排列」をする...
...彼はカードを手品のように「排列」して見せた...
...「あの時分はツルゲーネフを崇拝して句々皆神聖視していたから一字一句どころか言語の排列までも原文に違(たが)えまいと一語三礼の苦辛(くしん)をした...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...物語は即ち事実をば音調によって面白く排列し...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...しかしそのような排列のあらゆる可能な変化のうちで...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...次に重要な要素は何と云っても母音の排列である...
寺田寅彦 「歌の口調」
...今日では昔の人の思い及ばなかったような複雑でしかも整然と排列された一大系統を成している...
寺田寅彦 「科学と文学」
...ほんとうは同じ静物でも風景でも排列や光線や見方をちがえればいくらでも材料にならぬ事はないが...
寺田寅彦 「自画像」
...それと同義の語がB語でも同じi個の子音の同順の排列からなるという事の確率は biνiであると考える事ができる...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...見方によってはある有限数の型式的要素の空間的排列の方式に関するものであると見る事ができるからである...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...ただその幾何学的性質すなわちその形状と空間的排列とその運動とのみによって偶然的なる「無常」の現象を説明しようとしたのが...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...日本の五十音の排列の仕方も全く同樣であつて...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...化學原子の排列は不可能でなければならぬ...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...客観的に翻訳すると色々な物象として排列されます...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...文法と云うものは言葉の排列上における相互の関係を法則にまとめたものであるが...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...概念であらうと何であらうと優れた詩人の頭の中で巧妙に排列され...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...我邦中部以西の山中に生じ小枝繁(しげ)く葉は小き線形で長短不同の葉が二列を成して小枝上に排列している...
牧野富太郎 「植物記」
...この考へ方は認識の理論を存在の理論のうちに排列する...
三木清 「認識論」
...やはり今までの印象の最も消え難いものをたとえ切れ切れにでもまず排列してみるのがよいのではないかと思う...
柳田国男 「海上の道」
...綜合の排列情調の動揺若くはその突感の差異分裂の顫動(せんどう)度合の対立的要素から感覚が閃き出し...
横光利一 「新感覚論」
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