...掉尾の飛躍として...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...幕末における伊藤八兵衛の事業は江戸の商人の掉尾(とうび)の大飛躍であると共に...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...小生はあれが掉尾(とうび)だと思って自負して居るのである...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...勉めて其生涯をして掉尾の活動あらしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...勉めて其生涯をして掉尾の活動あらしめ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その白兵戦のうちに各人が掉尾(とうび)の勇を振った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ここに葛飾北斎(かつしかほくさい)一立斎広重(いちりゅうさいひろしげ)の二大家現はれ独立せる山水画を完成し江戸平民絵画史に掉尾(とうび)の偉観を添へたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...寓話作者としてはここで老人に掉尾の大活躍をさせて...
中島敦 「名人傳」
...寓話(ぐうわ)作者としてはここで老名人に掉尾(ちょうび)の大活躍(だいかつやく)をさせて...
中島敦 「名人伝」
...ほんとの掉尾的大奮闘である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...掉尾(とうび)の大功を惜しげもなく割愛して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...もしこの狗寺に入るを見ればことごとく住(とど)まり低頭掉尾(ちょうび)すとある...
南方熊楠 「十二支考」
...大いに掉尾(とうび)の繁昌を示したが...
山本笑月 「明治世相百話」
...掉尾の全盛然るに...
山本笑月 「明治世相百話」
...七年の間は女芝居掉尾の全盛を続けた...
山本笑月 「明治世相百話」
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