...この中より萌え出でて善きものを授くる幸いある神々は...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...算術の日課を授くるに汲々(きゅうきゅう)として...
井上円了 「おばけの正体」
...授くるものは梭櫚(しゆろ)の葉の危(あぶ)なげも無い勝利のみ...
エミイル・※[#濁点付き片仮名ヱ、1-7-84]ルハアレン Emile Verhaeren 上田敏訳 「不可能」
...単に教科書の講義を授くるのみならず...
寺田寅彦 「物理学実験の教授について」
...子を授くるの秘法が行われる...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを授くる前に必ず我身に応用してからでなければいくまいと思います...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...世人(せじん)に対してこれが方法を授くるがごときは思いも及ばぬことである...
新渡戸稲造 「自警録」
...一等勲章を賜わりて貴き位階を授くることならん...
福沢諭吉 「学問の独立」
...仮令い富貴の身分にても天然の約束に従て自から乳を授く可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...その教育は如何様にして何の書を読ましめ何の学芸を授くるも...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...右の手には長き物を持って授くるが如き形をなし...
穂積陳重 「法窓夜話」
...貴人の頭上に宝冠を戴くごとく希有(けう)の動物の頭にかかる貴重物を授くと信じたからで...
南方熊楠 「十二支考」
...もしその方を授くればすなわち永く棄てられん...
南方熊楠 「十二支考」
...牲火より神現じ天食を王に授く...
南方熊楠 「十二支考」
...水牛皮に宗旨と法律を書き付けてこの民を利せんとし一人に授く...
南方熊楠 「十二支考」
...中にはトルーフルをくわえて主人の手に授くるのもあるというがどうも法螺(ほら)らしいと...
南方熊楠 「十二支考」
...保は師範学校の授くる所の学術が...
森鴎外 「渋江抽斎」
...とて知恵を授くるならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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