...裸身(はだかみ)をグルグルと捲(ま)かれ...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...いよいよ地球の上に捲き起ることとなった第三次世界大戦は...
海野十三 「地球要塞」
...こんな幼い者をおだてて貴重品を捲き上げるなんて罪悪だと私は憤慨し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...捲(ま)いてふかし初(はじ)めたが...
薄田泣菫 「茶話」
...痩せた手でカーテンの端を捲つて入つて来た者があつた...
田中貢太郎 「雨夜詞」
...」年増は片手を離してそれで帷を捲くやうにして無理やりに譲の体をその中へ引込んだ...
田中貢太郎 「蟇の血」
...寧(むし)ろ妙子が捲(ま)き起す災厄(さいやく)から自分たち一家を守ることにのみ汲々(きゅうきゅう)としていることを...
谷崎潤一郎 「細雪」
...離れの二階の簾を時々捲きあげていたが...
徳田秋声 「挿話」
...船を捲き込んだり...
中里介山 「大菩薩峠」
...入れ代って後(うしろ)から町内の風を鉄軌(レール)の上に追い捲(ま)くって去る...
夏目漱石 「虞美人草」
...虎の子を捲き上げられた数十万の預金者達も...
野村胡堂 「悪人の娘」
...恐ろしい奴だ」錢形平次も舌を捲いて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...おめ/\と陣地を敵に渡せようか旗を捲き...
槇村浩 「間島パルチザンの歌」
...これを引き出すに「猿のしかけ」という木の葉にて捲き引き出せば...
南方熊楠 「十二支考」
...未亡人の腹部に捲き付いている黒繻子(くろじゅす)の細帯に手をかけたのであったが...
夢野久作 「一足お先に」
...息子と同じやうに捲き上つてゐる...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そしてすでに数十里を風が木の葉を捲くごとく殺到し...
吉川英治 「三国志」
...真黒に野を捲いてきた大軍は...
吉川英治 「三国志」
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