...この名誉の慾を未だ全く捨て去る事が出来ずに居りまする...
太宰治 「右大臣実朝」
...だから芸術に於ては閑文字だからと言つて捨て去ることは出来ない...
田山録弥 「不思議な鳥」
...之に反して後者を捨て去るのが「文化科学」的方法であるという(両者とも捨て去れば全く形式的な科学である数学しか残らない)...
戸坂潤 「科学論」
...それを捨て去る気はない...
富田常雄 「刺青」
...自分自身を捨て去ることが...
中井正一 「美学入門」
...捨て去る「イキ」として...
中井正一 「美学入門」
...さりとて全く眺望なきものも強(あなが)ち捨て去るには及ばない...
永井荷風 「日和下駄」
...怖れながらも友をそんな状態に捨て去るのを無念に感じました...
西尾正 「墓場」
...もう古いことは捨て去るのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...今の生活の過剰なまでの悦楽を捨て去ることは出来ないと彼は感じ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そして若気の過ちも無罪放免としてくれた高貴なる思想を捨て去ることが必要であることを認めた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...捨て去ることもできない...
三木清 「人生論ノート」
...本文に記載した多くの事実の全部を荒唐無稽として捨て去るべきではない...
武者金吉 「地震なまず」
...それだけにまた彼は辰子を全然自分の心から捨て去ることが出來ないのが今...
横光利一 「悲しみの代價」
...神秘を神秘として捨て去るのと...
横光利一 「馬車」
...價値のない物はいつか捨て去る...
吉川英治 「折々の記」
...不問(ふもん)に捨て去るのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...色香を惜しみなく捨て去ること...
吉川英治 「随筆 新平家」
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