...然らば何も彼も構はず打捨ておくかと云ふに...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...父の讐(あだ)を報じないで捨ておくことも同じくできない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この野郎! 地面の上ならその分に捨ておくのではないが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...このまま捨ておくと何(ど)うなるかわからない点まで来ると...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...彼等の収納減少するを忍びて捨ておくべきに非(あら)ず...
服部之総 「尊攘戦略史」
...依然としてそれをそのままに捨ておくなれば...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...肉のロースなんぞはお菓子より楽ですけれどもそれでも打捨ておくと火が弱くなっていけません...
村井弦斎 「食道楽」
...捨ておくわけには参らないではありませんか」曹操は...
吉川英治 「三国志」
...「捨ておくべきでない」と...
吉川英治 「三国志」
...お吉も捨ておく訳にはゆかない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...これを捨ておくことはできないぞ」「しからば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いつか書生も捨ておく樣になつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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