...――殊に晩年の絶句などはおのづからこの微妙なものを捉へることに成功してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...しかし乞食は骨張つた手に商人の裾を捉へながら...
芥川龍之介 「三つの指環」
...『捉(つかま)りましたか?』と智惠子の聲...
石川啄木 「鳥影」
...今私を捉えている深い感激は...
伊藤野枝 「転機」
...ヨブ記の真意を捕捉することを得なかったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...とうとう捉(つかま)えたぞ」大江蘭堂は勇躍して敵に迫った...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...中に隠れていた人の袂(たもと)の端をぐいと捉(とら)えた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...聡明な人はよくその聡明に捉へられるものである...
田山録弥 「正宗君について」
...彼は俄に子供を捉えて...
豊島与志雄 「子を奪う」
...彼はそれを背後から捉えた...
豊島与志雄 「子を奪う」
...二十(はたち)の女給を捉(とら)えて世を憚(はばか)らず往々青年の如く相戯れて更に愧(はじ)る心さえない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...「あれ親方が捉(つか)まってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...吾輩の頸根(くびね)っこを捉(とら)えて引きずり卸したら宜(よ)さそうなものだが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...木の根にしかと捉まりしかば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
......
槇村浩 「長詩」
...人間が單に客體的に捉へられる限り...
三木清 「歴史哲學」
...手を伸ばしてお捉(つか)みになればいいのですわ」「それはそうかもしれないけれど」弥生はためらいぎみな...
山本周五郎 「日本婦道記」
...手に手に腕や肩を捉えた...
夢野久作 「斜坑」
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