...挺子(てこ)でも動きそうもない様子であったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...一本の挺子(てこ)のようなものに...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...日本に始めて太陽暦が採用されるについて大きな挺子となつた「暦象新書」の魁をなすものであり...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...こう一々挺子(てこ)で持ち上げるので不便なんだが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...木挽らはそれを挺子棒(がんた)でかつぎ起した...
本庄陸男 「石狩川」
...挺子におされる牛車に曳かれる毎に明るい五月の光りの中に...
牧野信一 「サクラの花びら」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
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