...すると老人の答えが実に振るっているのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...振るっているのはホッテントットの用いる三弦の弦楽器にガボウイというのがあり...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...采配(さいはい)を振るっているという訳で...
徳田秋声 「仮装人物」
...一条二条尾を振るっている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...兵隊は滅茶苦茶に鉈(なた)を振るっている...
原民喜 「壊滅の序曲」
...辞世とは振るっている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...とぐろを巻いて怪弁を振るっているであろう仲間たちの顔を思いうかべながら...
松濤明 「一つのエチケット」
...科学の力が一方で最大限にその破壊の力を振るっている時には...
宮本百合子 「キュリー夫人」
...体操とくると振るっている...
山本笑月 「明治世相百話」
...「これは西南の熱国に威勢を振るっている八納洞長(のうどうちょう)の木鹿王(もくろくおう)に力を借りるしかない...
吉川英治 「三国志」
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