例文・使い方一覧でみる「振りかけ」の意味
スポンサーリンク...藍色末に胡摩塩（ごましお）を少々振りかけたような斑点... 
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...はだかの脚に砂を掬（すく）って振りかけながら...
太宰治 「トカトントン」
...松明からその御馳走の上に香料を振りかけてやった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...＊頭の上に振りかけて其秀麗の面汚し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...焔の上から振りかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...そこに一二滴ずつ振りかけた...
夏目漱石 「それから」
...舌触（したざわり）の好い愛嬌（あいきょう）を振りかけてくれる折などは...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...手帛（ハンケチ）に振りかけた香水の香（か）のように自然と抜けてしまったのではなかろうかと疑ぐった...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...羽二重餅に銀の粉を振りかけて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...崩（くず）して彼女の亡骸（なきがら）に振りかけた方がよいに...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...おしっこを振りかけてゆきました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...受胎されるべき花柱のうへへと振りかけるのである...
牧野信一 「卓上演説」
...その品々を煮汁とともにお米へ混ぜてまた味加減をして煮ますがお櫃（ひつ）へ移す時別に湯煮た三（み）つ葉（ば）の細かく切ったのをバラバラと振りかけます...
村井弦斎 「食道楽」
...アレさ指でお摘（つま）みなさらないでナイフで掬（すく）ってフークへチンチンと叩（たた）いてお振りかけなさい」大原マゴマゴ「アアいよいよありがたい」第五十三 去勢術客の小山は去勢術の話を耳新しく感じ「中川君...
村井弦斎 「食道楽」
...おしまいの一人は香油（においあぶら）を振りかける...
夢野久作 「白髪小僧」
...顔を振りかけると...
吉川英治 「三国志」
...振りかけた錫杖がもし斜めに魯智深の眉間（みけん）を防がずにいたら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鈴を振りかけると...
吉川英治 「親鸞」
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