...五 暴威を振う亂暴な土地の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...五 暴威を振う神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...絶望の勇気を振うて死物狂(しにものぐるい)に邁進(まいしん)したが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大抵葉を振うて裸になり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...衣を振う万里の道...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼がドン・キホーテ式に鎗(やり)を振うことを...
豊島与志雄 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...来客のある盛宴には自ら料理の腕も振うという...
豊島与志雄 「碑文」
...領主が賢明にして士風が振うところは...
中里介山 「大菩薩峠」
...土耳古人が勢威を振うに及び...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...案外権力と我意を振うのかも解りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...衒勇(げんゆう)を振うことも趣味の一つであった...
久生十蘭 「無月物語」
...ますます老豪の精神を振うて世界の人民に対(むか)ってその抱懐するところを訴え...
穂積陳重 「法窓夜話」
...老中も怖(お)じ気(け)を振うとかいうことですが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...未熟の智慧を振うて失策を取るを猴智慧といい始めたらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...ひとたび覇者の自我が振うときはこの国にはこんな非道が平然と行われたのであった...
吉川英治 「三国志」
...国外に武を振うとき...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはり高(こうきゅう)が権を振うこの都府(とふ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一匹の牛が皮の前掛を振うか...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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