...そこへ向って葉を振うと...
岩野泡鳴 「猫八」
...これが一国の教育にも風紀にも偉大なる力を振うのである...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...五 暴威を振う亂暴な土地の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...着物を脱いで打ち振うまでもござらぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...其小帝国内に猛威を振うている...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しからばすなわち英国がいわゆる伯を世界に振うゆえんのものは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...鋸や斧を振うべき...
豊島与志雄 「悪夢」
...薄い透明な羽根を縦横無尽に振う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...案外権力と我意を振うのかも解りません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつかは一かどの弁護士になって懸河(けんが)の弁を法廷で振うつもりでいた...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...「もう大いに力を振うというどころでなく...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...新に浴する者は必ず衣を振うとは...
福沢諭吉 「徳育如何」
...暫く逃れようと刀を振うのを引き捉え...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...そしてもし王侯が――とモンテスキウは曰う――今日ヨオロッパにおいて同様の暴威を振うならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...暴威を振うのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...必然的に大きな暴威を振うであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...病弊の根本処に向って大刀を振うの時だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...稀々(まれまれ)に意外な暴威を振うのを実験した者が...
柳田国男 「海上の道」
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