...そこへ向って葉を振うと...
岩野泡鳴 「猫八」
...五 暴威を振う亂暴な土地の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...着物を脱いで打ち振うまでもござらぬ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...絶望の勇気を振うて死物狂(しにものぐるい)に邁進(まいしん)したが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...大抵葉を振うて裸になり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...士気漸(ようや)く振うの時に会し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...先生前(さき)に斃(たお)れて弟子後に振う...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...腹一杯天下の正気を振うべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...薄い透明な羽根を縦横無尽に振う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いつかは一かどの弁護士になって懸河(けんが)の弁を法廷で振うつもりでいた...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...「もう大いに力を振うというどころでなく...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...新に浴する者は必ず衣を振うとは...
福沢諭吉 「徳育如何」
...暫く逃れようと刀を振うのを引き捉え...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...後にも先きにも川村君の腕を振う独壇場であった...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...歳月も力を振うことなくして流れ去りました...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...さればゲーテはいかな詰まらぬ事をも十分に文想を振うて至極面白く詠んだとショッペンハウエルは讃めたと記憶する...
南方熊楠 「十二支考」
...意のままに機略を振うことができたのである...
吉川英治 「黒田如水」
...士気はまた一だんと振うだろう...
吉川英治 「私本太平記」
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