...余君穀民が局票の上へ健筆を振うのを眺めた時は...
芥川龍之介 「上海游記」
...二本の腕で刀を振う人は見受けなかった...
石川欣一 「山を思う」
...そこへ向って葉を振うと...
岩野泡鳴 「猫八」
...あたかもドンキホテが風車に対して剣を振うているのと同様で...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...馭者の振う長い鞭をその女神の蛇の髪に喩えたのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...大抵葉を振うて裸になり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しかして英国のもっともその勢威を東洋に振うゆえんのものはインドあるがゆえなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...かの仏人レセップス氏は隻手を振うて難なくこれを決行し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...腹一杯天下の正気を振うべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...批評が支配的・指導的な力を振うし...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...おぞけを振うらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...料理主任の金椎は一世一代の腕を振うところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...暴威を振うのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...歳月も力を振うことなくして流れ去りました...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...さればゲーテはいかな詰まらぬ事をも十分に文想を振うて至極面白く詠んだとショッペンハウエルは讃めたと記憶する...
南方熊楠 「十二支考」
...自然が器物のために余すなく妙技を振う...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...またご威光もさらに振うというものではございますまいか」と...
吉川英治 「三国志」
...士気はまた一だんと振うだろう...
吉川英治 「私本太平記」
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