...現今の急務は先ず東亜連盟の核心たる日満支三国協同の実を挙ぐるに在り...
石原莞爾 「戦争史大観」
...手を挙ぐ...
泉鏡花 「海神別荘」
...(ヌ)ヘーゲルの『宝の筥』の一節等を挙ぐ可く...
高木敏雄 「比較神話学」
...其例証を挙ぐることを止め...
高木敏雄 「比較神話学」
...最後訣別の盃を挙ぐるに...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この書には概略を挙ぐるのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...例を挙ぐれば、まだいくらでもあるが、兎に角長谷部はそういう風に、転々と興味を移していった...
豊島与志雄 「或る素描」
...今余の再読して批評せむと思へるものを挙ぐるに...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...やすやすと清川の首を挙ぐるが労少なくして功が多い...
中里介山 「大菩薩峠」
...なほ多少の例歌を挙ぐるを御待可被下(おまちくださるべく)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...しかして今ここに特に壮大雄渾を挙ぐる者は...
正岡子規 「俳諧大要」
...芭蕉集中全く客観的なる者を挙ぐれば四...
正岡子規 「俳人蕪村」
...一例を挙ぐれば彼が自筆の『新花摘』に射干して(ささや)く近江やわたかなとあり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...一般の教員職員に善良方正の人を挙ぐべし...
正岡子規 「病牀譫語」
...此に竹里の直接尊卑属を挙ぐれば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その目(もく)を挙ぐれば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...手近い例を挙ぐれば...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その曲の最もありふれた形式の一つを挙ぐれば...
夢野久作 「能とは何か」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??