...挈(さ)げ持ちて旅するものは知らず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...徳富蘇峰(とくとみそほう)は『将来之日本』を挈(ひっさ)げて故山から上って帝都の論壇に突入し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...途中で買った手土産を挈(さ)げながら入って行った...
徳田秋声 「足迹」
...有栖川宮殿下はエリサベツト夫人と相挈(あひたづさ)へ...
徳富盧花 「燕尾服着初の記」
...其の黨與を挈けて伊藤内閣と結托し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の党与を挈けて伊藤内閣と結托し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...相挈(あいたずさ)えて岡山に来り...
福田英子 「妾の半生涯」
...妾が出獄せし際の如きも岡崎氏と相挈(あいたずさ)え...
福田英子 「妾の半生涯」
...山陽は「素愛嵐峡山水、就其最清絶処縛屋、挈弟倶居、嚢硯壺酒、蕭然自適」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...山陽も「挈弟」と云ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山は蘭軒の此遊に二児の提挈(ていけつ)あるを羨んで云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...渋江抽斎の挈(たづさ)へて往つた妻は比良野氏威能(ゐの)で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「二人つれにて」は復醇の二子を挈(たづさ)へて往つたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...旅装纔挈一瓢行...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...提挈(ていけつ)をその中(うち)に求めていたことを思えば...
森鴎外 「渋江抽斎」
...其中無窮乏者、葢有田宅者、售而挈其金、置使徒足前、依各人所需而分之...
森鴎外 「古い手帳から」
...有田售之、挈其金、置使徒足前...
森鴎外 「古い手帳から」
...右挈両詩友...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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