...彼女は指金をつけている...
...私は指金を使って、簡単な装飾品を作った...
...指金は、古くから職人が使う道具だ...
...指金を使って正確に測ることができる...
...この指金は、銀製でできている...
...わが指金(ゆびがね)も滑(すべ)り落ちる...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...妙椿の指金(さしがね)で里見に縁談を申し込むようになっては愚慢の大将であるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...あの改革案が岩村男の指金(さしがね)で無かつたら...
薄田泣菫 「茶話」
...お由羅あたりの指金らしいが――当節は...
直木三十五 「南国太平記」
...お由羅方の誰かの指金で...
直木三十五 「南国太平記」
...それがおすがのお袋が指金で此間の晩も垣根の所にうろついて居たのはお袋がお安といふ女を連れて來て居たのだと思つて居るので親爺はもう心外で堪らぬのである...
長塚節 「芋掘り」
...焦慮(じれった)いな」「それが赤シャツの指金(さしがね)だよ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...何も彼も平次の指金だ一つたことを一毫(がう)の隱すところなく言つて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狸囃子の曲者を擧げさせた指金は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何もかも平次の指金だったことを一毫(いちごう)の隠すところなく言ってしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狸囃子の曲者を挙げさせた指金は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...みんな私の指金で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は一枚一枚へ目印を付けるようにとお願いしました」それも平次の指金だったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを御當家の指金と思ひ込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外ならぬお栄さんの指金だったということもわかったよ」「まア...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの妾のお源の指金で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは一体誰の指金(さしがね)なんだい」「黙れ黙れッ」「此の間から父さんが...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...みんな花江(はなえ)の指金だわ」「その花江だってあんな目に遭ってさ...
松本泰 「宝石の序曲」
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