...ついでイスラエルの万軍を指揮する大王となり...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...一年志願兵の将校では召集直後到底小隊の射撃等を正しく指揮する事困難であると云うのであった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ラスキン大尉の指揮する空軍部隊は...
海野十三 「海底大陸」
...「注意し給え」と手記はいう「指揮するもの...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...集団的行動にはそれを指揮する人物があり...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...あたかもかの士官が兵士を指揮するがごとく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...人或は進歩黨の一擧一動を以て悉く大隈伯の指揮に出づるが如くに想像するものあり是れ何の謬見ぞや凡そ一政黨の進退を指揮するの首領は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...軍勢を指揮するどころか...
豊島与志雄 「文学以前」
...レコードはビクターに入っているコルトー(ピアノ)とロナルドの指揮するロンドン・フィルハーモニック管弦団の演奏を挙ぐべきだろう(JD五二七―八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一八八四年には英国の招きに応じて自作「聖母は悲しみに立ち給う」を指揮するためにロンドンに渡り...
野村胡堂 「楽聖物語」
...エスピオ少尉の指揮する艀(バルカッス)はとりわけひどい古船で...
久生十蘭 「海難記」
...雪のあるモスクワの辻々に大砲を指揮する法王の絵入りポスターが貼られた...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...これは只譜を読む人、それで指揮する人と自分で作曲する人が指揮するとの違いで、前者はよんでパラフレイズするのだが、後の人はとにかく自分の感覚と体を通せるのですから、指揮するとき、おのずから細部が把握出来、それを一つ一つオーケストラ部員につたえてゆく冷静さ(丁度書いてゆくとき、一字一字を実にしっかりと自分の手の下においている力をもって、初めて書ける如く)もあるわけでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「司馬懿が起(た)った」「司馬仲達がふたたび魏軍を指揮するそうな」と...
吉川英治 「三国志」
...その大塔ノ宮が一山の僧兵を指揮する秋霜(しゅうそう)烈日ぶりや...
吉川英治 「私本太平記」
...藤吉郎が指揮する上は...
吉川英治 「新書太閤記」
...バーク船ミスカトニック号を指揮するゲオルク・トルフィンセン船長――二人とも南極水域における老練の捕鯨者だった(*2)...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...丁度この時仏僧たちの指揮する反抗運動が起っていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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