...彼はギターの弦を指弾いた...
...指弾するときは、弦を傷めないように気をつけてください...
...彼女は指弾を使って、音を出す方法を習得した...
...指弾の練習をすると、演奏が上達するそうです...
...記憶力の向上に効果的な指弾の方法があるそうです...
...市議動坂三郎氏より痛烈なる指弾を受け...
海野十三 「深夜の市長」
...あの人を指弾(しだん)するなら...
太宰治 「姥捨」
...ばかと言われて指弾(しだん)され...
太宰治 「花燭」
...村の人々に指弾されたといふ...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...無下に指弾すべきでもなかった...
徳田秋声 「縮図」
...公娼の場合に就いては却って国辱として指弾されざるを得ないのだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...指弾(しっぺい)の後に拳骨(げんこつ)か...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...相手の幽鬼の顔が近づくごとに指弾(しっぺい)を食わしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人々の指弾するところのものを娯楽がふくんだのは...
中井正一 「脱出と回帰」
...我輩が高田を発見したのは貫一が恋を呪(のろ)うて遂に高利貸となって社会から指弾され旧友に殴打されようとしてすさまじい反抗に生きている処へフラリと旧友の荒尾譲介がやって来て声涙共に下りながら旧友...
中里介山 「生前身後の事」
...世の嘲笑と指弾の的になって淋しい一生を終りました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...きびしく指弾され...
久生十蘭 「泡沫の記」
...白波を指弾くほど上げながら秋風に行く千曲川かな晶子さんほど繊細で微妙な感覚の琴線を持つ人を私は知らない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...皆を座に堪へぬまで赤面させ自分は後(あと)で指弾と...
宮原晃一郎 「愛人と厭人」
...人から指弾されるのはよろしくありませんからね」こんなふうに中宮(ちゅうぐう)は始終御忠告をあそばされるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...堂上こぞって尊氏を指弾(しだん)し...
吉川英治 「私本太平記」
...悪蛇(あくだ)のように指弾(しだん)されていた生信房に...
吉川英治 「親鸞」
...使(シ)ヲ派シテ、コレヲ捕ヘ、ヨロシク朝ノ法廷ニ於テ、指弾(シダン)、問責(モンセキ)アルベキ也...
吉川英治 「平の将門」
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