...上の方を指差しながら...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...それから私を指差し...
太宰治 「斜陽」
...その縁の下の石を指差して...
太宰治 「新釈諸国噺」
...ちょっと正面の黒板を指差し)さまざま黒板に書いて...
太宰治 「春の枯葉」
...ビッグベンの明かりを指差した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...ベナの腕に触って指差した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...見えぬB村の彼方を指差して...
牧野信一 「熱い風」
...そして二人は同時に私を指差し...
牧野信一 「歌へる日まで」
...メイ子に向つて裏手の方を指差した...
牧野信一 「酒盗人」
...ふと気づいてみるといつも壁に懸けてあるそれが――」と彼は僕の身装(みなり)を指差した...
牧野信一 「吊籠と月光と」
...山崎の頬を指差して訊ねた...
牧野信一 「素書」
...背後の硝子戸の中のノート・ブツクの列を指差した...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...」とYは箱の中の木兎を指差した...
牧野信一 「ブロンズまで」
...教父は説話の度にお松を指差してその再生を祝し...
矢田津世子 「反逆」
...突然千鶴子は嬉しそうに云って夕日を受けた靨のままコルシカ島の上を指差した...
横光利一 「旅愁」
...」と矢代はすぐ後の桟敷を指差した...
横光利一 「旅愁」
...夫人は黙って指差して直させた...
横光利一 「旅愁」
...急にパイプで碇泊している一行の巨船を指差した...
横光利一 「旅愁」
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