...漢の武帝の世に復活して國教と指定された時には...
橘樸 「支那を識るの途」
...ある指定された条件のもとにおいて行なわれた実験が必ずしも直接に野外の現象に適用されるかどうかは疑わしい...
寺田寅彦 「怪異考」
...」ホームズは指定された頁をめくった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...いったいどうしたらいいというのだ! 人間は指定された道を正直に踏んでゆくのがいやさに...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...十七大垣より垂井へ一里十一町垂井より関ヶ原へ一里半(その間に野上)お角から指定された宿の恵比須屋へ米友が到着しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...指定された日に孟丙は賓客を招き盛んに饗応して...
中島敦 「牛人」
...指定された進路を東南へ向かって取ろうと決したその晩である...
中島敦 「李陵」
...指定された局部の一点を目標(めじるし)に...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...同時にこれから先指定された停留所へ行ってからの成否がまた気にかかり出した...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...平次は彦徳の源太の手紙で指定された通り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その晩正亥刻半(よつはん)(十一時)平次は彦徳の源太の手紙で指定された通り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼らは指定された民家街に草屋を営んだ...
本庄陸男 「石狩川」
...「良く生きた者は指定された星の世界にゆく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼は指定された物を捜しにいった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...指定された通りに裏門の潜(くぐ)り戸から這入ると...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...「枯木鳴鵙図」が重要文化財に指定されたのも...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...指定された晩、ぼくは百本杭の社長邸へ恐々行ってみた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...指定された大学の一人の成員となるのであるから...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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