...わたしの四十年来の持説である...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...チヤムバーレーンが其の持説を一變したるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...又其の持説と認められたる超然内閣制を固執せざる心事をも表明したる擧動なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...明かに政党内閣を主張せずして而も次第に今日の時局を導くの動機を啓きたり侯は曾て其持説を確言したることなきも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...又其の持説と認められたる超然内閣制を固執せざる心事をも表明したる挙動なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...いささか私に持説があるが...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...初手(しょて)から自分の持説であるような気がしだした...
夏目漱石 「三四郎」
...好加減な事を云つてゐた時分の持説だ...
夏目漱石 「それから」
...好加減(いいかげん)な事を云っていた時分の持説だ...
夏目漱石 「それから」
...かねてより主人の持説である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...それは折口さんの御持説のやうで...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...それは客観的には持説を守るということにはならないのですものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「玩具は工芸のリリーク(抒情詩)だ」といふ守屋さんの持説の片鱗そのものとまづいつたところであらう...
三好達治 「オルゴール」
...というのがモンテーニュの持説であるらしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...はなはだわたしの持説とかけ離れてはいるが……)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その持説にそむくことになったであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...實は忙に持説の概念を發表したにすぎない...
吉川英治 「折々の記」
...ふたりの持説とする...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??