...薬剤師に所持薬の相談をする...
...所持薬の一覧表を医師に提示して処方箋を書いてもらう...
...空港での検査で所持薬が見つかり、問題になることがある...
...所持薬を無断で他人に譲るのは違法行為である...
...所持薬を取り扱う際は、使用期限や保管方法に注意しなければならない...
......
石川啄木 「一握の砂」
...洋医の薬が大嫌いで毎日持薬に漢方薬を用いていた...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...「いやあれは鳥渡(ちょっと)……僕の持薬(じやく)である丸薬(がんやく)を落したから...
海野十三 「階段」
...持薬に持って来たブランデーを舐(な)めてみたりしたけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今は矢筈草押込みて煎じつめ夜(よ)ごと眠(ねむり)につく時持薬(じやく)にする身とはなり果てけり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...平生から持薬(じやく)に度胸のすわる薬を東京の医者にこしらえてもらって飲んでみろ...
夏目漱石 「三四郎」
...毎晩鎮痛剤の持薬を呑んで寝る習慣であるのを知って...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...孝平の兄の忠平が持薬にしていたものだ...
久生十蘭 「肌色の月」
...私は今特効ある持薬のほかにオリザニンをのんで居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...理研のレバー、それから御持薬、こんなにきくのでしょうか、ともかくこれは結構です、どうか御よろこび下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...庶民の持薬はそれを考えないことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おれの調合した持薬を絶やしたことがない...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...左近さまから旅中の御持薬の贈り物があったんです...
山本周五郎 「新潮記」
...母の持薬などと交易してきた...
吉川英治 「三国志」
...白湯(さゆ)にお持薬でも持ってまいりましょうか」「あとでよい...
吉川英治 「私本太平記」
...持薬をお授けください...
吉川英治 「新書太閤記」
...持薬のおくすりか...
吉川英治 「柳生月影抄」
...持薬の咳(せき)の粉ぐすりを口に含んだが...
吉川英治 「柳生月影抄」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??