...「持物」がないと出かけるのは怖いです...
...今回の旅行では、必要最低限の「持物」だけを持って行きます...
...駅のロッカーに「持物」を預けられるそうです...
...殺人事件の鍵は被害者の「持物」にあると思われます...
...政治家たちは、自分たちが公務で使用する「持物」は公開するべきだと主張している...
...追(おっ)かけ追かけ香(にお)わせてある持物を取出して...
泉鏡花 「婦系図」
...持物と云ふ持物もまた...
伊藤野枝 「背負ひ切れぬ重荷」
...ところが、岡田の死体が発見されたのは、死後十日以上たっていて、ただ、着物や持物、年配、背格好などの一致で、単純に、それを極められてしまったに過ぎません」「ホウ、すると、顔などは、もう皮膚がくずれていたのですね」明智は膝に手をついて、ちょっと身体を乗り出す様にした...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...それにこれから長く自分の持物とするには...
薄田泣菫 「小壺狩」
...」実際伯爵の持物にしては...
薄田泣菫 「茶話」
...さうして間(ひま)さへあれば棚の上に抛り上げたままになつてゐた自分の持物の埃を拂つたり中の物を整理したりしてゐた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...一人の方(ほう)が勘定をして、さっさと出て行(ゆ)くと、もう一人の方(かた)は、持物があるので、いつまでもまごまごしていられましたが、やっとのことで出ておいでになりました...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...着物や持物にも大した趣味がなかった...
徳田秋声 「縮図」
...そこですっかり持物を盗られてしまったというのもそれらの連中でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありゃあ今じゃあどなたの持物になっているんでございます」「あの別嬪とは誰のことだ」「お恍(とぼ)けなすっちゃいけませんね...
中里介山 「大菩薩峠」
...持物を紙切(かみきれ)に記しておいた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...持物は思ひの外少なく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...皆なの持物を一切売り尽した上句...
牧野信一 「南風譜」
...あの水田が誰の持物であろうと...
三好十郎 「樹氷」
...どうやら一個の四角い形をしてゐる金具の光つた持物であることの...
室生犀星 「末野女」
...男たちの持物を攻撃して...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...この少年の持物の全体を通じて何一つ上等でないものはない...
夢野久作 「暗黒公使」
...その持物を剥(は)ぎ...
吉川英治 「私本太平記」
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