...定めの持場についた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...自分(じぶん)の持場(もちば)を一生懸命(しやうけんめい)に掘(ほ)つたけれど...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...」それから彼は各自の持場を巡回し...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...9.Posten 持場...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...人夫たちは左右の堰堤を伝って己(じぶん)の持場につこうとしていた...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...彼のこの持場にいるクランチャー君は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...白金辺を持場として割当てられたのが荘内藩であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...それぞれ持場について...
中里介山 「大菩薩峠」
...番人どもがめいめい持場(もちば)についているかどうかと...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...又持場(もちば)に帰つて暫く待つたが...
森鴎外 「大塩平八郎」
...それにはまた時機もあり持場の適不適もあるかと思うので...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それぞれの持場がきまった...
山本周五郎 「さぶ」
...持場を取れ」よほど急に思い立ったことと見えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...そしてその持場持場を全山にわたる旗と陣幕とで区切りあっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...無断(むだん)持場(もちば)をうごくべからず――の軍師合図(ぐんしあいず)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...持場持場へ帰った将星も多かった...
吉川英治 「新書太閤記」
...持場持場の最後の死所へ散り始めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...水夫(かこ)に櫓(ろ)の持場をいいつけたり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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