...私も持場について午後の労働を始めた...
有島武郎 「かんかん虫」
...三人分ぐらいの持場を...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...早く持場へかえれと...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...自分(じぶん)の持場(もちば)を一生懸命(しやうけんめい)に掘(ほ)つたけれど...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...その持場にあって我々の職務を果したのである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...その持場の許された場面だけに物色(ぶっしょく)の叫びをあげているらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...持場持場を固めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大事な持場を放棄して飛んで来たのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大村組の持場である...
火野葦平 「花と龍」
...下小屋の連中はその持場を出だして棟木を待つだけになった柱組みを取りまいた...
本庄陸男 「石狩川」
...てんでに自分の持場にかへつて固くなつてしまふやうなことがまゝあつた...
水野仙子 「神樂阪の半襟」
...そしてバックが早速彼等にそれぞれの持場と...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...出發する前にみんながそれ等の孔の持場を定めるために...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...自分の持場まで導いてきて...
吉川英治 「上杉謙信」
...みな各自の持場へ急ぎ帰って...
吉川英治 「上杉謙信」
...持場持場の将と兵数など...
吉川英治 「新書太閤記」
...持場を離れずに撓(た)めていてくれ...
吉川英治 「八寒道中」
...大工頭梁の侍に計って一同をめいめいの仕事の持場へ追い遣り...
吉川英治 「宮本武蔵」
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