...僕の持場には少しも異状はなかったのです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...彼のこの持場にいるクランチャー君は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...職工もそれ/″\持場々々に就いたやうだから...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...おれの持場はみんな客種が上等で仕合せだ」提灯(ちょうちん)を持って...
中里介山 「大菩薩峠」
...そわそわとして持場持場についたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の持場を荒されて...
中里介山 「大菩薩峠」
...持場へ戻ってくれ給え...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の持場に起るだろう事件は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この持場を離れ遊離の状態に入り他者として特異の存在を保ちつつ...
波多野精一 「時と永遠」
...銘々持場に就くのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それぞれの持場がきまった...
山本周五郎 「さぶ」
...そしてバックが早速彼等にそれぞれの持場と...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...持場を取れ」よほど急に思い立ったことと見えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...ふたたび自分の持場の舷(ふなべり)へ駈け降りて行き...
吉川英治 「私本太平記」
...各脱兎(だっと)のごとく自分自分の仕事の持場へ駈け出していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...持場持場の将と兵数など...
吉川英治 「新書太閤記」
...水夫(かこ)に櫓(ろ)の持場をいいつけたり...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...持場を離れずに撓(た)めていてくれ...
吉川英治 「八寒道中」
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