...寧ろ自分の意氣込みの一部面を指摘せられたやうで氣持ちがいいのだが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...非常に氣持ちがいい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...雪のつんだあとの晴天は如何にも氣持ちがいい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...加之(おまけ)に火持ちがいいところから...
薄田泣菫 「茶話」
...そこへ行くとさすがに都会の人の冷淡さと薄情さはサッパリしていて気持ちがいい...
寺田寅彦 「田園雑感」
...広告の次にいわゆる三面記事を取ってしまったらどのくらい気持ちがいいものになるだろう...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...頭の上がガランとしているのは気持ちがいい...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...今朝は大変気持ちがいいね...
豊島与志雄 「恩人」
...はなはだ見て心持ちがいい...
夏目漱石 「草枕」
...「急行列車は心持ちがいい...
夏目漱石 「虞美人草」
...見ていて心持ちがいい...
夏目漱石 「三四郎」
...事がうまくいって、知らん顔をしているのは、心持ちがいいが、やりそくなって黙っているのは不愉快でたまらない...
夏目漱石 「三四郎」
...気持ちがいいンだよ」与平は乾いた手拭(てぬぐい)で...
林芙美子 「河沙魚」
...無力なものをいじめるのが心持ちがいいのかも知れない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...便利ですよ」朴は冷々と気持ちがいいのであろう...
林芙美子 「清貧の書」
...だれもがまた気持ちがいいわい」波田は...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...製作するのに気持ちがいいですなあ」と打喜び...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...妾の頬を撫でて行くのがトテモ気持ちがいい...
夢野久作 「ココナットの実」
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