...小林が先で林をぬけて雪の降りくる中を滑って行くのは見ても気持ちがいい...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...それを見るだけでも實に氣持ちがいい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...非常に氣持ちがいい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...曇天ではあるが、積雪の天地に家並みの國旗がひる返つてゐるのは、如何にも新鮮で、氣持ちがいい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...食卓での四人それぞれの表情もわりに自然で気持ちがいい...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...なんとなく気持ちがいい...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...そこへ行くとさすがに都会の人の冷淡さと薄情さはサッパリしていて気持ちがいい...
寺田寅彦 「田園雑感」
...今朝は大変気持ちがいいね...
豊島与志雄 「恩人」
...夜分は下に寝てる方が気持ちがいいし...
豊島与志雄 「絶縁体」
...「急行列車は心持ちがいい...
夏目漱石 「虞美人草」
...見ていて心持ちがいい...
夏目漱石 「三四郎」
...このハムレットは動作がまったく軽快で、心持ちがいい...
夏目漱石 「三四郎」
...真直なものは喧嘩(けんか)をしても心持ちがいい...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...吹き通しも夏はせいせいして心持ちがいいものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...気持ちがいいンだよ」与平は乾いた手拭(てぬぐい)で...
林芙美子 「河沙魚」
...無力なものをいじめるのが心持ちがいいのかも知れない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...叔母が出ていった布団の中はぬくぬくして気持ちがいい...
林芙美子 「泣虫小僧」
...製作するのに気持ちがいいですなあ」と打喜び...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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