...東京の雜誌と拮抗する樣な立派な雜誌が...
石川啄木 「予の地方雜誌に對する意見」
...初代燕枝(えんし)に拮抗(きっこう)したる存在に...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...拮据経営の事業がもろくも灰滅に帰したのは...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それまでの間、彼にとって同志チェルパスはロシア科学の最前線で鎬を削るライバルで、拮抗物で、競合薬だった...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...自分の文化を相手の文化に対立拮抗させることによって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...東洋乃至日本に於ては自然に対立拮抗する意味での(之はブルジョア社会の成立と共に発生する現象だが)人間性は重きをなしていない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...而もクローマー男は二十余年間の拮据経営によりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...古さから来る拮屈傲峨と...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...今これを春信について見るに春信は宝暦年代にありては鳥居清満(とりいきよみつ)と拮抗(きっこう)し...
永井荷風 「江戸芸術論」
...未(ま)だこの点において外国と拮抗(きっこう)する事が出来んのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...他の例として彼はある種類の麻酔毒に拮抗させるために強いコーヒーや茶を処方する...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...文久以来犬猿もただならぬ長薩拮抗の歴史に邪魔されながらも...
服部之総 「尊攘戦略史」
...拮抗し得る名人だった...
正岡容 「寄席」
...ましてそれ等に拮抗し得る力と深さとに充ちるものは稀だと云はねばならぬ...
柳宗悦 「雑器の美」
...ないしはあらゆる改革に対して不安を抱こうとする階級の批判に拮抗(きっこう)して...
柳田国男 「木綿以前の事」
...化学の話になっても理解の速度や遅度が拮抗しながら滑めらかに辷(すべ)っていく...
横光利一 「機械」
...それらの思想が拮抗(きっこう)し...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...相拮抗するだけの文化的発展をなし得なかったからである...
和辻哲郎 「鎖国」
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