例文・使い方一覧でみる「拭う」の意味


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...しきりに額の汗を拭うのであった...   しきりに額の汗を拭うのであったの読み方
海野十三 「十八時の音楽浴」

...見苦しき者どもをば皆海へ入れて、船の掃除召され候へ』とて、掃いたり、拭うたり、塵拾ひ、艫舳に走り廻つて手づから掃除し給ひけり...   見苦しき者どもをば皆海へ入れて、船の掃除召され候へ』とて、掃いたり、拭うたり、塵拾ひ、艫舳に走り廻つて手づから掃除し給ひけりの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...お菊はあらったその皿を一枚一枚大事に拭うて傍(そば)の箱へ入れていた...   お菊はあらったその皿を一枚一枚大事に拭うて傍の箱へ入れていたの読み方
田中貢太郎 「皿屋敷」

...自分はそっとこの甲虫をつまみ上げてハンケチで背中の泥を拭うていると...   自分はそっとこの甲虫をつまみ上げてハンケチで背中の泥を拭うているとの読み方
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」

...シャーロック・ホームズは深く息をつき、額の汗を拭う...   シャーロック・ホームズは深く息をつき、額の汗を拭うの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」

...貧しい者が後尻(あとしり)を拭うにきまって居る...   貧しい者が後尻を拭うにきまって居るの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...背中の影が拭うようにふーっと消えた...   背中の影が拭うようにふーっと消えたの読み方
豊島与志雄 「道連」

...血の滴りを拭うことの労を厭(いと)いませんでした...   血の滴りを拭うことの労を厭いませんでしたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...写真の面をていねいに掌で拭うと...   写真の面をていねいに掌で拭うとの読み方
久生十蘭 「金狼」

...服の袖で額の汗を拭うと...   服の袖で額の汗を拭うとの読み方
久生十蘭 「肌色の月」

...世界の航海史に残した拭うことの出来ない大きな汚点だと言われている...   世界の航海史に残した拭うことの出来ない大きな汚点だと言われているの読み方
牧逸馬 「運命のSOS」

...やがて何と思ったのか、ウムといって火の傍に包みを下し、それに腰をかけ、眼は油断なく尾根の方と峠路の方をかわるがわるすかして見込みながら、頬被りを取り、肩先を拭う...   やがて何と思ったのか、ウムといって火の傍に包みを下し、それに腰をかけ、眼は油断なく尾根の方と峠路の方をかわるがわるすかして見込みながら、頬被りを取り、肩先を拭うの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...――水木は矢張刀身を拭うような手つきをしながら...   ――水木は矢張刀身を拭うような手つきをしながらの読み方
三好十郎 「斬られの仙太」

...油を引いて一つ一つ紙で拭うてはおらぬのかと...   油を引いて一つ一つ紙で拭うてはおらぬのかとの読み方
柳田国男 「雪国の春」

...元来浅草区はこれ等醜業婦のために拭うべからざる汚名を受けているのです...   元来浅草区はこれ等醜業婦のために拭うべからざる汚名を受けているのですの読み方
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」

...汗を拭う風(ふう)付きは...   汗を拭う風付きはの読み方
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」

...庭へ下り、太い掛樋(かけひ)で山から引いて来てある水で顔を洗い、全身を拭うと、冷かな山気が肌に迫る...   庭へ下り、太い掛樋で山から引いて来てある水で顔を洗い、全身を拭うと、冷かな山気が肌に迫るの読み方
吉江喬松 「木曾御嶽の両面」

...眠り薬を用いて自分の生涯に拭うべがらざる不覚を与えた丹頂のお粂です...   眠り薬を用いて自分の生涯に拭うべがらざる不覚を与えた丹頂のお粂ですの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

「拭う」の読みかた

「拭う」の書き方・書き順

いろんなフォントで「拭う」

「拭う」の英語の意味


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