「拡」の意味
広げる
小説での「拡」の使い方
...すぐ翼(つばさ)を拡(ひろ)げて急(いそ)いで近(ちか)づいて来(き)ました...
ハンス・クリスチャン・アンデルゼン Hans Christian Andersen 菊池寛訳 「醜い家鴨の子」
...すぐさま門口に両手を拡げて立ちふさがった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...吸気は胸の拡張と関係し空気は篩骨のくし状板を通して頭蓋骨内に入り...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...そしてまた個人的な清潔が欠けているところで大きく拡がる...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ずんぐりと横へ拡がれば拡がるほどますます情けなそうな溜息をつきながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...いきなり狭い四畳半で拡げて見て...
中島敦 「斗南先生」
...臍から放射状に拡がり...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...座敷の障子を明け拡げた...
牧野信一 「渚」
...思ふさま胸を拡げて大の字なりにふんぞり反つてゐるのです...
牧野信一 「晩春の健康」
...外国市場と英国市場とが引続き同程度に拡大するならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...僕は命を百持っていても足りなかったでしょう」「意味は八方へ拡り...
宮本百合子 「観念性と抒情性」
...しかし私どもは沖縄語の価値(日本の古語を多く保有している点、および方言使用の自由や必然さについて)への信念を枉(ま)げるわけにゆかず、公開状を出すに及んで、波紋は拡がり、ついに県当局と対立するに至った...
柳宗悦 「四十年の回想」
...その色が珈琲の汚染(しみ)になった処に這入ると急に流れ拡がって...
夢野久作 「暗黒公使」
...私の手は再び反射的に絵巻物を持ち直して白い処を捲き拡げ始めた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...人波はプラツトから野の中へ拡り出した...
横光利一 「頭ならびに腹」
...戦図や書類がいっぱいに拡げてあった...
吉川英治 「私本太平記」
...何度も繰り拡げて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...雪に拡がった血の傘は怖ろしく大きく見えた...
吉川英治 「源頼朝」
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