...(塚本虎二氏の講義に拠る...
太宰治 「パウロの混乱」
...モスコフスキーの云うところに拠ると...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...実に露国の北辺を侵擾したるに拠る...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...加納一郎氏著『氷と雪』に拠るところが多かった...
中谷宇吉郎 「雪」
...ロシアにたいする融和政策とアメリカに拠る北海道開発という構想がもたれていたことはたしかだろうと私は推定する...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...拠るべき特別の条規がなく...
穂積陳重 「法窓夜話」
...他にほとんど拠るべき書類もなく...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...五世吉兵衛方貞(はうてい)は系図に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...応助は※斎(かんさい)詩集に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾能は歴世略伝に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十五日には、書牘に拠るに、坂本の山王祭を観た筈である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然らばわたくしが戊子とするのは何に拠るか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...口碑に拠るに又居室の潔ならむを欲した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...頼尚の室は、拙記に拠るに、北小路光香(みつか)の女(ぢよ)、日野資枝(すけえだ)の養女で、即頼理の母である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...里恵の書に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ここにわたくしの説く所は主として保さんから獲(え)た材料に拠るのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その拠る処を明(あきらか)にしがたい...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...幕府方の拠る船上山攻めの本陣のかたちとなった...
吉川英治 「私本太平記」
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