...殊に築城に拠る敵を攻撃することは甚だしく困難となる...
石原莞爾 「最終戦争論」
...どういう原因に拠る決闘だか...
太宰治 「女の決闘」
...イバーニェスの『血と砂』に拠ると...
野上豊一郎 「闘牛」
...スタンリ・レインプールの『中世』に拠ると...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...ロシアにたいする融和政策とアメリカに拠る北海道開発という構想がもたれていたことはたしかだろうと私は推定する...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...一般の例に拠るに少くも四十歳を越えざれば天下を動かす能はず...
正岡子規 「病牀譫語」
...我経験する処に拠るに...
正岡子規 「病牀譫語」
...鶏足山とするは『付法蔵経』に拠る(『仏祖統紀』五)...
南方熊楠 「十二支考」
...かれの考えるところに拠るとこのふしぎな女の皮膚の蒼白さには...
室生犀星 「幻影の都市」
...六世内記方守(ないきはうしゆ)は系図に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...標注准南子(ゑなんし)の序等の自署に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百四十四韓凹巷(かんあふこう)の記する所に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...北条霞亭の尺牘に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以上は由緒書に拠る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...錦橋は書上に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京水の自記に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家譜に拠るに、此年瑞英の六男末吉が生れた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天宇は渋江保さんの言(こと)に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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