...被害民は拠る所がない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...モスコフスキーの云うところに拠ると...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...そこから資本主義の行詰りを観念的に飛び越えようとして自然科学的概念に拠る認識の代りに...
戸坂潤 「読書法」
...『マタイ伝』に拠ると...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...大正十四年に上梓された『巣鴨総攬』に拠ると...
正岡容 「巣鴨菊」
...我経験する処に拠るに...
正岡子規 「病牀譫語」
...他より伝習して始めて成るかを判ずるにこれら狼に養われた児輩に拠るのほかないと言った...
南方熊楠 「十二支考」
...又武鑑に拠るに、寛政六年十月より先手(さきて)鉄砲頭を勤めてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...去害は市河三陽さんの考証に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...書牘の云ふ所に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...拠るべからざるものとしてゐたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...行状に拠るに、大坂では「西堀江隆平橋南涯」に住んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」官蔵は同じ序に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...決して壕と壁とをめぐらさない陣に拠ることがない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...◆心理遺伝論附録◆…………各種実例その一 呉一郎の発作顛末――W氏の手記に拠る――第一回の発作◆第一参考呉一郎の談話▼聴取時日大正十三年四月二日午后零時半頃...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...長井などの小城小城に拠る諸豪も...
吉川英治 「黒田如水」
...新野を退いては」「新野を退いて拠るべき堅固は……」と...
吉川英治 「三国志」
...幕府方の拠る船上山攻めの本陣のかたちとなった...
吉川英治 「私本太平記」
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