...佐良岳の天嶮に拠りて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...しかし戦争変化の速度より推論して全く拠り処無いとは言えぬ...
石原莞爾 「戦争史大観」
...薄弱な拠り処では...
伊藤野枝 「転機」
...服装の模様などは別に拠り所も何もありません...
上村松園 「螢」
...法律とはこういう政治制度のための観念的な拠り処に他ならない...
戸坂潤 「科学論」
...何の拠り処もあり得ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...何とかしてここから夫に代る新しい思想活動原則の拠り処を導き出そうとあせったことを...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...良心や何かも明白感情以外の拠り処を見出すことは出来ない...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...積極なる可くして積極主義に拠り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...何等の拠り所も掴み所もない場所に於ては...
豊島与志雄 「鴨猟」
...心の拠り所が分らなかった...
豊島与志雄 「反抗」
...和歌もしくは俳句ははなはだ短篇であって、神意即妙、感ずるままに口に従って出で、筆に拠りて成る...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...一人で生きて行く拠り所を全くなくした...
三好十郎 「冒した者」
...ゴッホを掴まえるための重要な拠り所でもあった...
三好十郎 「ゴッホについて」
...或るときは冷却しきって今夜のように拠りどころもなく...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...我々の先祖も山に拠り...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...実はしっかりした拠り処があるのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...そのうちに、偵察に行った数十騎が、引返してきていうには、「これからやや少し先へ行くと、山に拠り、峰に沿って陣を取っている敵があります...
吉川英治 「三国志」
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