...現にカテキスタのフヮビアンなどはそのために十字架(じゅうじか)を拝するようになった...
芥川龍之介 「おしの」
...「人間らしさ」わたしは不幸にも「人間らしさ」に礼拝する勇気は持っていない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...半里の難路を迷はないで巡拝することが出来た...
種田山頭火 「行乞記」
...そして彼女等の礼拝する種々な偶像は...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...しかし彼は自由を崇拝する精神に育てられていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...毎年の忌辰(きしん)にその墓を拝すべく弘福寺の墳苑に赴(おもむ)くので...
永井荷風 「向嶋」
...室中に入るものは老師に向って三拝するのが礼であった...
夏目漱石 「門」
...精神的にある人をひどく崇拝するとか...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...今日世人が『古今集』を崇拝する気味合(きみあい)は能(よ)く存申候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...今日世人が『古今集』を崇拝する気味合(きみあい)はよく存申(ぞんじもうし)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...別の拝観料を払って礼拝するのである...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...アフリカのトブ民も猴を崇拝す...
南方熊楠 「十二支考」
...これを拝する者は...
南方熊楠 「十二支考」
...石または木に向って拝する神は主として境上の鎮護を目的としたようである...
柳田國男 「地名の研究」
...かかさず社頭を拝する人と...
柳田国男 「母の手毬歌」
...之れが為めに最も高き人品は吾人の崇拝すべきものなり...
山路愛山 「明治文学史」
...土民らの中には土下座して拝する者もあった...
吉川英治 「三国志」
...帝の鸞駕を拝すや...
吉川英治 「三国志」
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