...彼等は官爵の拝すべきを解せず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...三月五月の祭には族中男女尽く来り、香を焚き、礼拝す...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...禅道は道教と同じく相対を崇拝するものである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...今では仏教研究者で漢文に指を染めぬものは余儀なく後塵を拝する外はないのである...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
......
田中貢太郎 「愛卿伝」
...(慷慨の調にて大声に)敵の汝に逢わんとて水陸幾万里千辛万苦を尽しつつ輪船火車を乗り代えて露清両地を過ぐるとき行装のたびごとに天道様に祈りをなしイエス氏にも敬拝すらく平常一度び逢うことの何ぞ遅きや心し給え心し給え東半島大韓帝国に心したまえ一同はじっと聴き入っている...
林不忘 「安重根」
...従ってまた儒教そのものと儒者の崇拝する過去の支那文化とに対する...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...もし偶像を破壊してあわせてその偶像を拝するところの迷心を破壊することを得...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...石龍子(せきりうし)と尾島某(おじまなにがし)を大いに崇拝する...
夏目漱石 「それから」
...外国の神を拝することにしたならば...
蜷川新 「天皇」
...然しその作品から見ると或る人士の崇拝する如き古今に絶超した人ではなかつた...
菱田春草 「画界漫言」
...今一歩を進めて本人も御抜擢(ごばってき)の命を拝することあらん...
福沢諭吉 「学者安心論」
...崇拝する偉人 一...
牧野信一 「私の崇拝する偉人」
...じっと拝するがごとく見恍(みほ)れた...
室生犀星 「津の国人」
...今夜観音寺に詣拝するもの雑喧我本郷真光寺薬師詣拝の人のごとし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上文は己巳六月十四日に棠軒が藩の医官を拝するに終つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あの甲冑を拝するたびにそれを考える...
山本周五郎 「新潮記」
...旅川周馬様の隠密術に礼拝するぜ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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