...政府より売出すにはやはり法定(ほうてい)の価格に由(よ)るの外なくしてみすみす大損を招かざるを得ざるより...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...招かざる賓客ながら...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...人口百分の一以上の軍兵を養うの国は衰亡を招かざるものほとんどまれなりとは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...必然的に所謂観念論を採用する結果を招かざるを得ない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...招かざるに来(きた)るバラサイト...
中里介山 「大菩薩峠」
...王予(かね)て悪(にく)みいた奴が招かざるに推参と聞いて大いに怒り...
南方熊楠 「十二支考」
...招かざる客の来訪なしに保養したくてね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...招かざるお迎えが来たとき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...招かざる御相伴の食客の如くいう地方が多い...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...招かざる賓客(ひんきゃく)に供物をしていることである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...曹操は、きょうこそこの曲者(くせもの)を、困らしてやろうと考え、また客の座興にもしてやろうと、「こら、招かざる客...
吉川英治 「三国志」
...決して招かざるの客ではなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...招かざる味方さすがに皆...
吉川英治 「平の将門」
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