...こんな如是我聞(にょぜがもん)などという拙文をしたためるのは...
太宰治 「如是我聞」
...教科書に採録された拙文に関して詳細な説明を求められる方々である...
寺田寅彦 「随筆難」
...この本に於けるジード自身に対する私の感想はすでに「文化的自由主義者としてのジード」という拙文(「読書法日記」中)で述べた...
戸坂潤 「読書法」
...彩牋堂記の拙文は書終ると直様(すぐさま)立派な額にされたが新曲は遂に稿を脱するに至らずその断片は今でも机の抽斗(ひきだし)に蔵(しま)われてある...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...極めて拙文のままその全篇を掲げて...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...でも拙文は、いかに心境の荒涼、家庭の非を秘し隠して、まるで日々是好日と云つた風な清福の文字許りをば飾り列ねてはゐることよ...
正岡容 「滝野川貧寒」
...拙文に棟札とせしは間違ひで胸札が正しい...
南方熊楠 「女順禮」
...尾なく太短い蛇だ(『東京人類学会雑誌』二九一号の拙文を見よ)...
南方熊楠 「十二支考」
...また全く形を見せずに貿易する事多し(一九〇四年の『随筆問答雑誌(ノーツ・エンド・キーリス)』十輯一巻二〇六頁に出た拙文「鬼市について」)...
南方熊楠 「十二支考」
...前達(せんだっ)て『太陽』へ出した「戦争に使われた動物」てふ(〔という〕)拙文中にも説いた通り...
南方熊楠 「十二支考」
...『郷土研究』巻四と『日本及日本人』去る春季拡大号へ出した拙文に大概説き置いたから...
南方熊楠 「十二支考」
...穀精の狐神をわが国で祭る(『考古学雑誌』六巻二号拙文「荼吉尼天(だきにてん)」参照)...
南方熊楠 「十二支考」
...拙文「幽霊に足なしという事」について見られよ...
南方熊楠 「十二支考」
...東洋に古く行われた指印から近時大奏効し居る指紋法が発達したごとく(この事に関して『ネーチュール』に出した拙文はガルトン始め諸国の学者に毎度引かれ居る)...
南方熊楠 「十二支考」
...拙文「今昔物語の研究」)...
南方熊楠 「十二支考」
...拙文「四神と十二獣について」参看)...
南方熊楠 「十二支考」
...丙寅第二號の拙文に明記しある通り...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...幸いにもそのころ森槐南先生が宮内大臣秘書官をしておられたので(私も宮内省に勤めていた)折があったら拙文をご覧下さい...
柳田国男 「故郷七十年」
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