...西田幾多郎・田辺元・両博士の学的性格を指摘した(拙著『現代哲学講話』)...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...高徳無双の拙(せつ)がついていやすから...
直木三十五 「南国太平記」
...拙者は御徒町(おかちまち)の島田虎之助じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...音そのものに思わず引きつけられました」「尺八のわからない拙者も...
中里介山 「大菩薩峠」
...拙者も実は青くなっているところなんだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨日拙者が何をして居たか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拙者が怪しいとでも言ふのか」川上源左衞門は少し開き直りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文武の心得もある」「――」「外に拙者と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...拙者と佐々見氏と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此の拙者がこの場で命を貰うばかり――世評が真(まこと)と解りなば...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...拙藩との口約を果すためと言いたいのだろう...
三好十郎 「斬られの仙太」
...それに上越(うえこ)す知恵なぞはトテモ拙者に……ハハ……」「仰せられな...
夢野久作 「名君忠之」
...拙者に不覚をとらせたな...
吉川英治 「江戸三国志」
...元より拙者とても皆目の盲剣術...
吉川英治 「剣難女難」
...遂に拙者も一本の勝ちを取られたゆえ...
吉川英治 「剣難女難」
...拙者の品でござる...
吉川英治 「松のや露八」
...拙者の父にも会っていただきたい」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...今晩は随分あたし拙かったでしょう...
渡辺温 「絵姿」
便利!手書き漢字入力検索